二日市温泉

福岡県

菅原道真ゆかりの天拝山の東麓、二日市に湧く温泉。古くは吹田の湯とも呼ばれ、1350年の歴史をもつ福岡県中部に位置する、二日市温泉の共同浴場。しかし一説には孝徳天皇の白雉四年(653年)に、藤原虎麻呂によって発見された温泉だとも伝えられている。温泉は43.8度の100%源泉かけ流しで一部茶褐色の温泉もある。約1300年の時を経て枯れる事なく湧き続ける温泉は、近年の1000mを越す掘削とモーターで汲み出す温泉と違い、慈味豊かにして味わいの深く柔らかき心身に優しい温泉と評判。温泉の泉質はアルカリ性低張性高温泉。温泉の効能は火傷、切傷、皮膚病、動脈硬化症、神経痛、関節痛、筋肉痛、慢性消化器病、痔疾、冷性etc。

【開湯日】

  白雉四年(653年)

【温泉の泉質】

  弱アルカリ性単純温泉

【温泉の温度】【源泉のpH値】

   42.0度     8.2の弱アルカリ性

二日市温泉 アクセス

二日市温泉 近くの観光スポット【天拝山】

菅原道真が、天皇廃立のかどで大宰府に流された。その時無実を訴えながら登り続けた天拝山。遥か天を仰ぎ拝んだので天拝山の名がついた。小祠が祀られた頂上からは福岡市街をはじめ博多湾や能古島などが一望でき、今では市民の憩いの場になっている。

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