熊の川温泉

佐賀県

脊振山と天山を望む高台に位置し、嘉瀬川沿いの小さな温泉施設が熊の川温泉。歴史は古く弘仁12年(821年)に、空海がこの地を訪れ、水鳥の水浴するを見て温泉を発見したと伝えられている。その後、水没、再興を繰り返し延宝時代(1673年~1680年)に、ときの大庄屋山口金右衛門が、再興したと伝えられている。その後火災に邁い、明治12年(1879年)に、村有として浴場の改築を行ない、洪水ごとに被害をくり返していたが、明治40年(1907年)に、大規模な改修をして温泉の面目を一新した。温泉は無色透明のさらりとした湯で、全国屈指の療養泉。温泉は長湯に適した温目の湯と熱目の上がり湯が並ぶ内湯と山を望む露天風呂、バリアフリー対応の家族風呂(貸切風呂)が完備。温泉の泉質はラジウム温泉(放射能泉)。温泉の効能は痛風・慢性胆嚢炎・胆石症・慢性皮膚病・冷え性・動脈硬化・高血症 慢性婦人病etc。

【開湯日】

  弘仁12年(821年)

【温泉の泉質】

  ラジウム温泉(放射能泉)

【温泉の温度】【源泉のpH値】

   38.0度     9.5のアルカリ性

熊の川温泉 アクセス

●JR佐賀駅➡高架下➡佐賀駅BC➡バス➡約35分➡熊の川温泉
●JR佐賀駅➡バス➡尼寺or熊の川行➡熊の川温泉
●JR佐賀駅➡バス➡北山中原(尼寺・古湯)行➡熊の川温泉
●長崎道➡大和IC➡車➡約10分➡熊の川温泉
●福岡方面➡三瀬トンネル(有料道路)➡車➡約20分➡熊の川温泉
●東京(羽田空港)➡九州佐賀国際空港➡約1時間50分➡熊の川温泉
●千葉(成田国際空港)➡九州佐賀国際空港➡約2時間➡熊の川温泉
●上海(浦東空港)➡九州佐賀国際空港➡約2時間➡熊の川温泉
●西安(西安咸陽国際空港)➡九州佐賀国際空港➡約2時間20分➡熊の川温泉
●台湾(桃園国際空港)➡九州佐賀国際空港➡約2時間15分➡熊の川温泉
●佐賀,大和ICから車で約15分➡熊の川温泉
●佐賀大和IC➡R263号➡昭和橋交差点➡左折➡232号 ➡熊の川温泉

熊の川温泉 近くの観光スポット【下合瀬の大カツラ】

昭和37年に国の天然記念物に指定され、背振北山県立自然公園内にある桂の木。根回りは20mもあり、樹齢1,000年と推定され、基幹部からは回り1m以上の「ひこばえ」が25本も群生し、全国第2位の巨木と云われている。佐賀県内には他に桂の自生は見られず珍木に属している。

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