焼き物の里として有名な波佐見町内の田園地帯に湧出する波佐見温泉。この温泉の歴史は古く、およそ1200年前に弘法大師が、地に錫杖を立てた所より温泉が湧出したと伝えられている。日帰り施設は昭和41年(1966年)にオープンし、立井治甫の坪の打たせ湯が名物となっていたが、施設の老朽化や利用者の減少にの為、平成18年2006年に廃業。しかし地元有志の出資により、平成21年(2009年)に掘削し、1000m深さから温泉が湧出した。これが現在の波佐見温泉湯治楼と云う日帰り温泉施設。源泉かけ流し3つの内風呂があり、湯に炭酸を封じ込め、珍しい高濃度炭酸泉もあり、別名・心臓の湯と呼ばれ健康効果の高い湯で、医療機関で使われている温泉。温泉の源泉は炭酸水素塩泉、高濃度炭酸泉。温泉の効能は高血圧、足の痛み、アトピー性皮膚炎、糖尿病etc。
【開湯日】
1200年前(詳細は不明)
【温泉の泉質】
炭酸水素塩泉、高濃度炭酸泉
【温泉の温度】【源泉のpH値】
37.6度 7.5の弱アルカリ性
はさみ温泉 アクセス
●JR大村線➡川棚駅➡川棚BC➡バス➡内海行➡万年橋前下車➡はさみ温泉
●西九州道➡波佐見有田IC➡県道4号➡一般道➡川棚方面➡7k➡はさみ温泉
●JR佐世保線➡有田駅➡バス➡約15分➡波佐見温泉センター前下車➡はさみ温泉
●西九州道➡波佐見有田IC➡県道4➡R222経由➡約4km➡約5分➡はさみ温泉
●西九州道➡波佐見有田IC➡県道4号➡一般道➡川棚方面➡7km➡はさみ温泉
はさみ温泉 近くの観光スポット【鬼木棚田】
江戸時代の中頃に、完成したと云われる鬼木郷の棚田。鬼木は虚空蔵火山の裾で馬蹄形に開けた所だが、その斜面には石垣で畔を築き、棚田が段々に重なっている。下の開田から見上げると山裾まで何十段重なっている。その見事さに目を奪われる。日本の棚田百選に選ばれた名勝地で、四季の変化は訪れる人の心を和ませている。