川浦温泉

山梨県

鎌倉幕府時代の建久5年(1194年)、秩父の大名だった畠山重忠が富士の巻狩りの帰りに腹痛を起こし、その夜見た夢のお告げによって熱湯を発見。そして薬師湯と命名したのが始まりと伝わる古湯が川浦温泉。山梨には信玄公縁の温泉が数多く存在するが、川浦温泉もその一つ。武田家の菩提寺・恵林寺には、信玄が武田24将の1人、山県三郎右兵衛尉昌景に川浦温泉の開発を命ずる指図書が残っている。また山県三郎右兵衛尉昌景の子孫の山県信一郎によって再度ボーリングされ、現在の姿になったという。湧出量は毎分約1,250リットル、泉温約42度で無色透明。温泉の泉質はアルカリ性単純温泉。温泉の効能は慢性関節リウマチ、慢性筋肉リウマチ、神経痛、疲労回復、不眠症、動脈硬化症など。

【開湯日】

 建久5年(1194年)

【温泉の泉質】

 アルカリ性単純温泉

【温泉の温度】【源泉のpH値】

   41.2度~43.2度     9.2アルカリ性

川浦温泉 アクセス

●中央道➡︎勝沼IC➡︎塩山経由➡︎R140号➡︎約21km➡︎川浦温泉
●JR新宿➡︎中央線➡︎特急➡︎塩山駅下車➡︎川浦温泉
●名古屋➡︎特急➡︎塩尻乗換➡︎甲府➡︎中央本線➡︎塩山下車➡︎川浦温泉

川浦温泉 近くの観光スポット【一之釜】

一之釜は往古より釜之郷の地名の由来となったとも伝えられる景勝地。右手に釜沢の滝、左手に女滝が、趣の異なる二つの滝が流れており、吊り橋を渡った先に落差21m男滝が現れる。その大迫力は誰もが圧倒される。近年インスタ映えスポットとして人気急上昇し、マイナスイオンを浴びながら滝巡りを満喫できるので、訪れる観光客が増加している。

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