下部温泉郷

山梨県

富士川支流の下部川沿いに広がる山あいの閑静な温泉地。甲斐の名将「武田信玄」の隠し湯としても知られる下部温泉。数ある隠し湯なかでも、昔から湯治温泉として親しまれていたが、武田信玄が川中島の戦いでて、宿敵上杉謙信から受けた刀傷を癒し伝えられている。今日では、国民保険温泉地に指定され、年間約30万人の人々で賑わっている。泉質はアルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)。温度は約32度。効能は、骨折、捻挫、外傷、リウマチ、胃腸などに効果があり、その昔から薬として販売されていた名水。クセがなく、三ツ矢サイダーも当初は下部の水を使っていたという。名湯百選にも選ばれている。

【開湯日】

 承和3年(836年)

【温泉の泉質】

 単純鉱泉

【温泉の温度】【源泉のpH値】

   32度    9.3の弱アルカリ性

下部温泉郷 アクセス

●JR身延線➡︎下部温泉駅➡︎徒歩10分➡︎下部温泉
●東京➡︎御殿場JTC➡︎新東名➡︎新清水I.C➡︎R52号➡︎身延➡︎R300➡︎下部温泉郷
●東京➡︎御殿場I.C➡︎R138➡︎河口湖➡︎R139➡︎本栖湖➡︎R300➡︎下部温泉郷
●新宿➡︎甲府南I.C➡︎R140➡︎鰍沢➡︎R52➡︎下部温泉郷

下部温泉郷 近くの観光スポット【甲斐黄金村湯之奥金山博物館】

かつて甲斐国では、金山衆が金を採掘する職人集団が活躍していた。下部温泉郷の入り口に建ち、見るだけでなく体験も出来る湯之奥金山博物館は、湯之奥金山遺跡から出土した遺品により、戦国期の鉱山作業とそこで暮らした人々の生活の様子を紹介。また戦国期の地方貨幣甲州金も多数展示し、金山の歴史を学ぶことができる。砂の中に混ざっている金を、専用の器で採取する砂金採り体験(予約不要)は年齢問わず人気が高い。

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