忍野温泉

山梨県

富士箱根伊豆国立公園の富士五湖地域の東部、富士北麓。四方を山に囲まれた標高およそ940mの高原盆地に位置し、湧き水で知られる忍野八海の入口に湧く忍野温泉。夏でも平均25度を超えることがなく避暑地としても人気が高い。また世界七不思議の一つと云われる忍野八海は、湧池やお盆池、鏡池など8つの水源から驚くほど透明な湧水が溢れ出し、あまりにも神秘的な光景は、多くの人々を魅了するしている。そんな忍野の自然に囲まれ100年以上の歴史を誇る温泉。温泉の泉質はアルカリ性単純温泉(無色透明)。温泉の効能はリウマチ、神経痛、小児麻痺、動脈硬化症、皮膚病など。

【開湯日】

 100年以上(詳細は不明)

【温泉の泉質】

 アルカリ性単純温泉(無色透明)

【温泉の温度】【源泉のpH値】

   29.0度     9.2のアルカリ性

忍野温泉 アクセス

●富士吉田駅➡バス➡内野行➡忍野温泉前下車➡徒歩約1分➡忍野温泉
●中央道➡河口湖IC➡R138➡山中湖方面➡➡忍野入口信号を左折➡忍野温泉
●JR¥中央線大月下車➡忍野温泉
●富士急行線➡富士山下車➡タクシー➡約15分 ➡忍野温泉
●東名高速道路➡御殿場I.C➡約40分 ➡忍野温泉

忍野温泉 近くの観光スポット【忍野八海】

富士講の信者たちは、八つの湖沼群で水行を行った。富士外八湖、内八湖、富士山根元八湖として記録に残っている。 八つの池(現在の忍野八海)は、富士山根元八湖霊場と名付けられ、元八湖霊場と云われる、天保14年に富士講の一つ大我講の禊ぎの池として再興され、忍野八海が知られた。 明治元年に廃仏毀釈によって富士信仰は衰退し、忍野八海の水行も行われなくなった。昭和40年頃から忍野八海の観光が注目され、昭和60年に全国名水百選に選ばれた。

タイトルとURLをコピーしました