安代温泉

長野県

湯田中温泉郷の一つで、渋温泉に隣接している安代温泉。志賀高原から流れ出る横湯川沿いの裏通りに位置し、こぢんまりとした旅館が立ち並ぶ温泉街。湯治場としての歴史は古く、江戸時代の宝永2年(1705年)に河原に湯屋が置かれたのが始まりと伝えられ、現在は7軒の宿泊施設が点在する。湯は無色透明、薄い昆布出汁臭があり、ぬれた状態で腕をこすると少しすべすべ感が感じられる。温泉街は石畳が引かれ、風情ある建物が軒を連ねる。2軒の共同浴場は宿泊者のみ利用可能。温泉の泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物硫黄塩泉。温泉の効能は神経痛、リュウマチ、肝臓病、糖尿病、呼吸器疾患、痛風、不妊、美肌、皮膚病、便秘、更年期障害など。

【開湯日】

 江戸時代の宝永2年(1705年)

【温泉の泉質】

 ナトリウム・カルシウム-塩化物硫黄塩泉

【温泉の温度】【源泉のpH値】

   70度~93度    8.3の弱アルカリ性

安代温泉 アクセス

●長野電鉄長野線➡︎湯田中駅➡︎バス➡︎志賀高原行き約➡︎3分➡︎安代温泉
●上信越道➡︎信州中野IC➡︎R292号経由➡︎約12km➡︎安代温泉

安代温泉 近くの観光スポット【渋の地獄谷噴泉】

渋の地獄谷噴泉は、山ノ内町にある国の天然記念物。約100度の熱湯のが、川底から噴上げる熱泉は高さ20mにまで上がる自然噴泉。この地方は、今から3500万年前、日本に大きな変動があり、列島を真ん中から横断する大地溝帯ができた時に、陸地から海にかわり厚い海成層を形成された。天明3年(1782年)の浅間山大爆発で、一時止まったが.これはこの噴泉と岩漿との間に深いつはがりの有ることを物語っている。

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