乗鞍高原温泉

長野県

北アルプス最南端の独立峰・乗鞍岳の東山麓に広がる、標高1200m?1500mにかけての一帯が乗鞍高原。昭和9年(1934年)頃にはすでに湯の花採取が盛んに行われていたとの記録が残るている。昭和51年(1976年)から2年の歳月をかけ、乗鞍岳の山腹から自然湧出している温泉を引湯したのが乗鞍高原温泉。距離約7km、高低差544mを乗り越え、毎分1500リットルの豊富な湯は100軒程の宿に供給している。源泉は特有の硫黄の香りと強い酸性の乳白色。酸素に触れると固形化することで湯が白濁すると云われ、毛穴を刺激し新陳代謝を活発化するため湯冷めしにくいと評判。湯舟の底に溜まる豊富な湯の花は代表的なお土産の一つ。温泉の泉質は単純硫黄泉(硫化水素型)。泉温葉49度。温泉の効能はリウマチ、神経痛、糖尿病、心臓病、婦人病、凍傷、アトピー、水虫、動脈硬化、ニキビ、高血圧、不妊症など。

【開湯日】

 昭和53年(1978年)

【温泉の泉質】

 単純硫黄泉(硫化水素型)

【温泉の温度】【源泉のpH値】

   49度      3.13の弱酸性

乗鞍高原温泉 アクセス

⚫️松本電鉄➡上高地線新島々駅➡バス➡鈴蘭行き➡乗鞍観光センター前下車すぐ
⚫️長野道➡松本IC➡R158➡上高地・高山方面➡30km➡約40分➡乗鞍高原温泉
⚫️松本➡前川渡交差点➡県道84号線➡乗鞍高原方面➡ 約12km➡約20分➡乗鞍高原温泉
⚫️松本電鉄➡上高地線➡新島々駅➡バス➡約50分 ➡乗鞍高原温泉

乗鞍高原温泉 近くの観光スポット【善五郎の滝】

長野県松本市安曇鈴蘭にある善五郎の滝。乗鞍高原の三本滝、番所大滝などと3滝の一つに数えられ、小大野川にかかる長野県道84号乗鞍岳線の鈴蘭橋から少し下った所に位置する。落差21.5m、幅8m .、幅いっぱいに水が落ちる端正な滝である。東向きであるため、朝日に輝き、虹が現れることも多く、県道から滝見台への通路が整備されている。名前の由来は、イワナに引き込まれて滝壺に落ちた釣り師の善五郎からつけられたと伝わる。

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