発哺温泉

長野県

上信越高原国立公園の中心に位置する志賀高原でもっとも古い温泉が発哺温泉。その歴史は、享保2年(1802年)または天保12年(1841年)とも云われ、天狗の湯初代の関新作が天狗尊の夢知らせで発見したと伝えられている。佐久間象山の沓野日記にも記されている。また発哺温泉の名前の由来は、蒸気がホッポと噴き出す音からの説と、湯治客が麓よりホッポと汗をかいて登って来たことなどのことからの説がある。岩盤から噴出する高温の蒸気を溜め、水も通して温泉にする珍しい蒸気温泉でもある。温泉の泉質は単純泉、単純硫黄温泉(硫化水素型)。温泉の効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、冷え症、病後回復期、疲労回復、健康増進、慢性消化器病など。

【開湯日】

 享保2年(1802年)または天保12年(1841年)

【温泉の泉質】

 単純泉、単純硫黄温泉(硫化水素型)

【温泉の温度】【源泉のpH値】

   57度     6.1の弱アルカリ性

発哺温泉 アクセス

⚫️上信越道➡信州中野IC➡R292➡約45分➡発哺温泉
⚫️関越道➡渋川伊香保IC➡R353➡R145➡長野原➡草津➡発哺温泉
⚫️上信越道➡碓井軽井沢IC➡鬼押ハイウェイ➡万座温泉➡発哺温泉
⚫️長野電鉄長野線➡湯田中駅➡バス約42分(徒歩5分)➡発哺温泉

発哺温泉 近くの観光スポット【渋温泉の街並】

渋温泉は開湯1,300年を超える歴史を誇り、大正~昭和初期の木造旅館が建ち並ぶ昔ながらの情緒豊かな温泉街。石畳の路地には、スマートボールや射的場などの娯楽施設、くわえて名物の温泉まんじゅうなどを販売する土産物屋が点在。下駄の音を響かせ浴衣姿でそぞろ歩きが格別。

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