中房温泉

長野県

中房温泉は北アルプス中房渓谷の奥、標高1462mの高所にあり、燕岳(2767m)登山口に位置する秘湯。開湯は文政4年(1821年)に百瀬茂八郎氏が明礬の採集にの鉱山を開いた際に、湧出する温泉を利用して湯治場を設置したのが始まりと云われている。また、開湯伝説としては、坂上田村麻呂が当地にいた八面大王と云う鬼を退治した後、当地に疫病が流行した。それを終息させるために満願寺が建立され、そこで祈祷していると疫病に効く温泉が湧出し、それが中房温泉となったとも伝えられている。温泉の泉質は硫黄泉。源泉温度は70度〜97度。温泉の効能は慢性皮膚病、慢性婦人病、高血圧症、動脈硬化症、痛風、関節痛など。

【開湯日】

  文政4年(1821年)

【温泉の泉質】

  硫黄泉

【温泉の温度】【源泉のpH値】

   70度〜97度  8.7のアルカリ性

中房温泉 アクセス

⚫️長野道➡安曇野IC➡R147経由➡約25km➡約60分➡中房温泉
⚫️燕岳➡中房登山口➡約50分➡中房温泉
⚫️JR大糸線➡穂高駅➡タクシー&バス➡中房温泉行➡約1時間➡終点下車➡中房温泉

中房温泉 近くの観光スポット【有明山神社】

長野県安曇野市の穂高有明にある有明山(標高2,268m)。天岩戸神話に深い縁があり、信仰崇拝する有明山神社。有明山神社は本宮(里宮)の他に、有明山山頂(中岳・南岳)に奥大宮があり、信濃富士とも呼ばれる霊山の有明山を御神体とする神社。彫刻が素晴らしい裕明門や手水舎や開運招福の石など、見処も多く充実した時間が過ごせる。安曇野市の有形文化財も多く、パワースポットとしても人気がある。毎年7月中旬には有明山登拝(奥社祭)を行う。

タイトルとURLをコピーしました