上高地温泉

長野県

北アルプス穂高連峰を望む山岳景勝地として名高い上高地。穂高岳への登山客にもよく利用される上高地温泉。湯は今も噴煙をあげる焼岳(標高2455m)から引湯している。その歴史は古く、開湯は文政13年(1830年)まで遡る。しかし本格的な開湯は江戸時代後期に松本藩が上高地で大規模な伐採事業を行い、労働者の為の湯屋として利用した。ラジウムを豊富に含んだ無色透明で効能が高いと評判。温泉の泉質は単純泉。温泉の効能は高血圧、婦人病、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進、きりきず、火傷、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病など。

【開湯日】

  文政13年(1830年)

【温泉の泉質】

  単純泉

【温泉の温度】【源泉のpH値】

   45度と75度     7.9の弱アルカリ性

上高地温泉 アクセス

⚫️松本電鉄➡上高地線➡新島々駅➡バス➡上高地行➡終点下車➡上高地温泉
⚫️松本電鉄➡新島々駅➡バス➡上高地行➡帝国ホテル前下車➡徒歩約8分 ➡上高地温泉
⚫️JR中央線➡松本駅➡松本電鉄➡新島々行➡バス➡新島々駅下車➡上高地バスターミナル行➡帝国ホテル前下車➡徒歩約8分 ➡上高地温泉

上高地温泉 近くの観光スポット【上高地】

長野県西部の飛騨山脈南部の梓川上流の景勝地・上高地。飛騨山脈にあり、標高は平均1,500m1と高く、避暑地として知られ、一年を通して平均気温が低く、真夏でも平均気温は20度以下。毎年夏になると東京や大阪から涼を求める人々で賑わう。全域が松本市に属し、名称は神垣内の漢字表記だったが、後に現在の上高地の漢字表記が一般的となった。神垣内とは、穂高神社の祭神・穂高見命が穂高岳に降臨し、この地に穂高神社奥宮と明神池で祀られていることに由来する。

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