千曲川沿いのに位置する旧戸倉町と旧上山田町の2町にまたがる戸倉上山田温泉。開湯は戸倉温泉が明治26年(1893年)、上山田温泉は明治36年(1903年)と、それぞれが100年の歴史を持つ温泉。その後、平成15年(2003年)に戸倉町と上山田町が合併して千曲市となる。源泉は戸倉が14、上山田が38と計52本を所有している。2つ合わせて1分間に約8332リットルの湯量を誇るが、もともと善光寺参りの精進落としの湯として賑わった。温泉はかすかに硫黄の臭いがする無色透明で、肌の角質を軟らかくさせる成分が含まれており、皮膚病に効き、美肌の湯としても有名。温泉の泉質は単純硫黄泉など単純硫黄泉・単純硫化水素泉・無色透明など。
効能:神経痛、リウマチ、胃腸病、脚気、皮膚病、腰痛、慢性気管支炎、中風、高血圧、肩こり、腰痛、痛風、外傷、火傷、慢性気管支炎、気管支喘息、不妊症、貧血、痔、糖尿病など
【開湯日】
明治26年(1893年)と明治36年(1903年)
【温泉の泉質】
単純硫黄泉など単純硫黄泉・単純硫化水素泉・無色透明など。
【温泉の温度】【源泉のpH値】
41度~51度 8.7のアルカリ性
戸倉上山田温泉 アクセス
⚫️練馬JCT➡藤岡JCT➡上信越道➡軽井沢I.C ➡坂城I.C➡R18号➡戸倉上山田温泉
⚫️中央道➡小牧JCT➡岡谷JCT➡長野道 ➡松本I.C ➡更埴I.C ➡ R18➡戸倉上山田温泉
⚫️JR東京駅➡北陸新幹線➡上田駅➡しなの鉄道➡戸倉駅➡戸倉上山田温泉
⚫️JR東京駅➡北陸新幹線➡長野駅➡しなの鉄道➡戸倉駅➡戸倉上山田温泉
⚫️JR名古屋駅➡中央西線➡特急しなの➡篠ノ井駅➡しなの鉄道戸倉駅➡戸倉上山田温泉
戸倉上山田温泉 近くの観光スポット【城山史跡公園 荒砥城跡】
当地一帯を治めていた地方豪族だった村上氏の一族にあたる山田氏により、大永4年(1524年)に築城した荒砥城。郭が連なるように並んでいたことから連郭式山城とも呼ばれた。天文222年(1553年)、武田軍の圧倒的な軍勢の前に落城。平成7年に戦国時代の山城を工法等にこだわって復元。園内には、本郭に城主の館・兵舎・矢倉門・石垣、二の丸には模擬井楼櫓・兵舎・矢倉門・石垣などが、復元整備された。