梅ヶ島温泉

静岡県

梅ヶ島温泉は、今から約1700年ほど昔、応神天皇の御代(270年)に木こりによって発見されたと 伝えられています。が、湯治場としてよく知られるようになったのは、武田信玄の時代です。梅ヶ島温泉は、現在は静岡市になっていますが、戦国時代は武田家の領地で、甲斐の国に属していました。温泉の下流2キロには「日影沢」という武田家の御用金山があり、その金山の利権を巡って、武田氏と今川氏が安倍峠を挟んで、長く勢力争いが行われていたようです。信玄公が金山巡視の折に、この地の温泉を大変好まれ、その後は、合戦で傷ついた侍や病に苦しむ人々を救う療養所のような役割を果たし、古くから湯治場として栄えてきました。いわゆる信玄の隠し湯の一つです。温泉泉質は単純硫黄泉。温泉の効能は神経痛、リウマチ、神経炎、慢性皮膚病、慢性婦人病、創傷、糖尿病、骨及び関節などの運動器障害、外傷性障害の後療法、慢性消化器疾患、打撲、捻挫、痔、疲労回復など。

【開湯日】

 、応神天皇の御代(270年)

【温泉の泉質】

  単純硫黄

【温泉の温度】【源泉のpH値】

  18.8度     8.1の弱アルカリ性

梅ヶ島温泉 アクセス

●JR静岡駅➡しずてつジャストライン➡約1時間45分➡梅ヶ島温泉
●静岡駅前➡県道29号線➡御幸町通り➡安倍街道➡道なり➡梅ヶ島温泉
●東名➡静岡IC➡➡静岡IC➡出口交差点右折➡R1号➡交差点右折➡静岡駅前➡県道29号線➡交差点を左折➡梅ヶ島温泉
●新東名➡新静岡IC➡県道29号線➡道なり➡梅ヶ島温泉

梅ヶ島温泉 近くの観光スポット【日影沢親水園「魚魚の里」】

日影沢親水園は、池養殖ヤマメやアマゴなどの3つの釣り池、つかみどり池、せせらぎ水路などが整備された、自然や水とふれあう体験施設。取った魚は塩焼きにして、その場で食べたり、バーベキューもできる。また食体験施設「魚魚の家」では、囲炉裏を囲んでのアマゴ料理や山菜料理を味わえる。周辺には日影沢金山ハイキングコースもある。

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