濁河温泉

岐阜県

御嶽山7合目、標高1,800mの高所に温泉が濁川温泉。群馬県の万座温泉と並ぶ高所の温泉で、共に1年を通して自家用車でたどり着ける日本最高所の温泉。御嶽山の飛騨側登山口(小坂口)として登山者も多い。開湯は江戸時代中期に発見されて云われている。泉質は含土類芒硝泉で鉄分による茶色い濁り湯が特徴。かつて、ツムラの入浴剤のモデルにもなった。ただ、その時の製品名は奥飛騨の湯・濁河だったので、奥飛騨温泉郷の一つと思われた。現在は、濁河川沿いに10数軒の旅館と、公営の露天風呂が存在。近くには濁河温泉スキー場が存在する。昭和58年3月に環境庁告示第27号により、湯屋温泉、下島温泉とともに、小坂温泉郷の一部として国民保養温泉地に指定された。温泉の泉質は炭酸水素塩泉(ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・硫酸塩温泉)。温泉の効能は神経痛、動脈硬化症、高血圧症など。

【開湯日】

  江戸時代中期(詳細は不明)

【温泉の泉質】

  弱アルカリ性単純温泉

【温泉の温度】【源泉のpH値】

   42~44度       6.5の中性

濁川温泉 アクセス

●下呂温泉➡R41➡高山方面➡県道437号➡県道441号経由➡濁河温泉
●高山➡R41号➡下呂方面➡県道437号➡県道441号➡濁河温泉
●飛騨小坂駅からタクシーで約80分➡濁河温泉
●東海北陸道➡中部縦貫道➡高山I.C➡R41➡R361➡日和田高原➡チャオ御岳スキー場➡濁河温泉
●東海北陸道➡美濃JS ➡東海環状線➡富加I.C➡R58➡下呂温泉➡R41➡飛騨小坂 ➡県道441号(御嶽パノラマライン)➡濁河温泉
●中央道➡伊那I.C➡R361➡権兵衛トンネル➡木曽福島➡濁河温泉
●中央道➡中津川I.C➡R19➡木曽福島➡R361➡濁河温泉

濁川温泉 近くの観光スポット【白糸の滝】

濁河温泉地区の湯の谷にあって、自動車道からも望見できる白糸の滝。岩肌を流れる水が、白い糸に見え、落差は15m、幅5m流れは涼しげ。 岐阜県下呂市小坂地域にある滝で、御嶽山の西側濁河温泉に位置する。御岳山登山道を少し登ると仙人滝、下流には緋の滝がありセットで楽しめる。

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