鎌倉時代承久2年(1221年)承久の変で、鎌倉幕府御家人の東胤行が、新補地頭に任ぜられた。東氏は阿千葉城・篠脇城(大和町)を築いたのが郡上八幡のはじまりと云われている。その頃から名水の里で親しまれてきた郡上八幡の、中心から約5kmほど長良川を下った河畔に、平成6年(1996年)に湧出したのが郡上温泉。一軒宿だが鮎が泳ぐ渓流を眺めながらの露天風呂が人気を博している。温泉の泉質は単純温泉。温泉の効能は神経痛、筋肉痛、胃腸病、痔疾など。源泉数は1カ所。泉温は30℃。温泉の湯量は200リットル/分。夏の風物詩でもあり全国に知られる郡上踊りと同様に日帰り入浴施設も評判。
【開湯日】
平成6年(1996年)
【温泉の泉質】
単純温泉
【温泉の温度】【源泉のpH値】
29.6度 8.5のアルカリ性
郡上温泉 アクセス
●長良川鉄道➡郡上八幡駅➡バス➡郡上八幡行➡終点下車➡郡上温泉
●長良川鉄道➡美濃太田駅➡郡上八幡駅➡郡上温泉
●JR名古屋駅➡高速バス➡飛騨高山行➡郡上八幡IC➡タクシー➡約10分 ➡郡上温泉
●東海北陸道➡郡上八幡IC➡約7分➡郡上温泉
●東海北陸道➡美並IC➡R156➡南➡約10分➡郡上温泉
●東海北陸道➡郡上八幡I.C➡国道472号線➡高山方面➡郡上温泉
●東海北陸道➡ 一宮J.C➡郡上八幡I.C➡国道472号線➡高山方面➡郡上温泉
●高山➡国道472号線➡郡上八幡方面➡郡上温泉
郡上温泉 近くの観光スポット【郡上八幡城】
戦国時代末期の永禄2年、遠藤盛数が砦を築き、稲葉貞通、遠藤慶隆の興亡を経て大普請され、寛文7年、6代城主遠藤常友の修復によって幕府から城郭として認められた。その後、明治4年(1871)の廃藩置県で廃城。現在の城は、昭和8年に大垣城を模して造られ、天守閣・隅櫓・城門・塀が建つ。