平湯温泉

岐阜県

乗鞍岳の麓、海抜1,283mに位置する平湯温泉は、奥飛騨の中でも最も古く、歴史ある温泉。平湯温泉の開湯は戦国時代と云われ、山県昌景軍が飛騨攻めの折りに、峠超えの疲労と硫黄岳の毒ガスにより疲弊していたところを、白猿に導かれた温泉に浸かり疲労を回復した伝説が残っている。北陸の大名も参勤交代の道中に平湯温泉で疲れを癒し、湯治場として栄えました。また、明治初期に書かれた「悲太後風土記」にも、多くの人が平湯温泉を利用している図などが描かれており、古くから多くの人々に愛された温泉であることが伺える。昭和39年(1964年)、国温泉の泉質は炭酸水素塩泉・塩化物泉。源泉の温度は約40。温泉の湧出量は毎分約13,000リットル。温泉の効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進、きりきず、やけど、慢性皮膚病など。

【開湯日】

  戦国時代(詳細は不明)

【温泉の泉質】

  炭酸水素塩泉・塩化物泉

【温泉の温度】【源泉のpH値】

   40度    8.1の弱アルカリ性

平湯温泉 アクセス

⚫️東海北陸道➡飛騨清見IC➡R158経由➡平湯温泉方面➡約60分➡平湯温泉
⚫️東京➡八王子➡中央道➡松本IC➡R158➡安房トンネル➡平湯温泉
⚫️JR東京➡中央本線➡松本➡バス➡平湯BT➡平湯温泉
⚫️大阪➡吹田➡名神高速➡一宮JCT➡東海北陸道➡中部縦貫道➡高山IC➡R41➡R158➡平湯温泉
⚫️大阪➡東海道新幹線➡名古屋➡JR高山線➡高山➡バス➡平湯温泉
⚫️一宮JCT➡東海北陸道➡中部縦貫道➡高山IC➡R41➡R158➡平湯温泉
⚫️名古屋➡JR高山線➡高山➡バス新穂高温泉行➡平湯温泉BT ➡平湯温泉
⚫️金沢東I.C.➡北陸道➡富山I.C.➡R41➡下呂温泉

平湯温泉 近くの観光スポット【東山ダム】

飛騨三大名瀑の一つ平湯大滝は、幅6m6、落差64mのダイナミックな滝で日本の滝百選にも選ばれている。四季折々に美しい表情を見せる。大断層の絶壁から落下する水しぶきと新緑の白樺林が美しい初夏、山全体が色づく紅葉の秋、滝が凍りつく冬、四季それぞれに美しい風景を楽しませてくれる。2月には氷結した平湯大滝がライトアップされる。

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