鳩ヶ湯温泉

福井県

白山国立公園の中に位置し、九頭竜川の支流、打波川の渓流沿いに建つ一軒宿の鳩ヶ湯温泉。その歴史は古く、江戸時代末期に開湯したと伝えられる古湯で、名称の由来は山鳩が傷を癒す為に水浴にやってきた所からその名がついたと云われ、今も源泉に山鳩がやってくる。湯は温度変化によって湯の花が一面に浮き、入浴後、肌がツルツルすると評判。正面には白山連峰の三ノ峰や別山を望み、白山や三ノ峰など白山国立公園への登山道の基点でもあり、ここをベースとして刈込池、赤兎山、荒島岳などへのハイキングコースとして以前からよく知られている。温泉の泉質はナトリウム炭酸塩泉。温泉の効能は切り傷、やけど、あせも、水虫、神経痛、リュウマチなど。

【開湯日】

  江戸時代末期(詳細は不明)

【温泉の泉質】

  ナトリウム炭酸塩泉

【温泉の温度】【源泉のpH値】

   22度      76.7の弱アルカリ性

鳩ヶ湯温泉 アクセス

⚫️JR越美北線➡越前大野駅➡バス➡鳩ヶ湯行➡約40分➡終点下車すぐ➡鳩ヶ湯温泉
⚫️大阪➡北陸道➡福井IC➡R158号➡県道173号➡鳩ヶ湯温泉方面➡約50km➡鳩ヶ湯温泉
⚫️名古屋➡東海北陸道➡白鳥IC➡R158号➡県道173号➡鳩ヶ湯温泉方面➡鳩ヶ湯温泉
⚫️JR福井駅JR越美北線➡勝原駅下車➡バス➡約23分➡鳩ヶ湯温泉
⚫️福井ICから国道158号を経由して小池方面に約1時間10分➡鳩ヶ湯温泉
⚫️JR越美北線➡JR越前大野駅➡バス➡鳩ヶ湯行➡約45分➡終点下車➡鳩ヶ湯温泉

鳩ヶ湯温泉 近くの観光スポット【刈込池】

打波川の上流の標高1,690mの願教寺山の麓に、ブナやミズナラなどの原生林に囲まれた幅ヶ平があり、その中に周囲400m、水深最大4.5mの刈込池がある。その昔、白山に棲んでいた大蛇を、泰澄大師が刈込池にとじ込めたという伝説から、名づけられたと伝わる。この池に流れ込む小川はなく、また池の水が流れ出る所もない。しかし池の水位は常に一定で、周囲の自然を映す静かな水面には、人々が知らない神秘が隠れているかも知れない。

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