矢野温泉

広島県

鎌倉時代の建仁年間(西暦1200年頃)に、豊成法師によって発見され、古くから湯治場として栄えてきた歴史を誇る温泉。大正から昭和初期には、湯治を兼ねた人々が歓楽街や色街に繰り出し、1日450名もの客で賑わった。ここの温泉はラジウム温泉中で、空気中に放散されやすいので、湯けむりを吸うと一層温泉の効果を得られる。また現在は矢野温泉あやめ荘において、現在は旅芸人の一行の芝居興行も行われている。昭和47年(1972年)には国民保養温泉地に指定された。温泉の泉質は放射性ラジウム泉、無色透明、無味無臭。温泉の効能はリウマチ、神経痛、慢性皮膚炎、貧血、胃腸カタルetc。

【開湯日】

  建仁年間(西暦1200年頃)

【温泉の泉質】

  放射性ラジウム泉、無色透明、無味無臭

【温泉の温度】【源泉のpH値】

   28度     8.7のアルカリ性

矢野温泉 アクセス

⚫️JR福塩線➡JR上下駅➡高速バス➡矢野温泉下車➡徒歩約10分➡矢野温泉
⚫️JR福塩線➡備後矢野駅下車➡タクシー約➡10分➡矢野温泉
⚫️JR福塩線➡JR三次駅➡約1時間➡矢野温泉
●JR福塩線➡JR福山駅➡約1時間30分➡矢野温泉
⚫️広島バスセンター➡高速バス➡矢野温泉口下車➡徒歩約10分➡矢野温泉
●中国道➡三次IC➡庄原IC➡東城IC➡車➡約50分➡矢野温泉
●山陽道➡三原久井IC➡尾道IC➡福山IC➡車➡約1時間➡矢野温泉
●尾道道➡世羅IC➡車➡約15分➡矢野温泉

矢野温泉 近くの観光スポット【久井・矢野岩海】

古代奔流を物語る累々たる岩の海。昭和39年に国天然記念物指定。巨礫が支えあって、人が入れるほどの隙間ができているのが特徴で、別名コウモリ岩と呼ばれている。古代奔流を物語る累々たる岩の、海崩壊した花崗岩が急斜面を転落し、谷に累積して形成されたと考えられる。長径2〜6mの円礫が重なり合い、厚さは約7mで約100m続いている。

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