神楽門前湯治村

広島県

毛利元就ゆかりの史跡が数多く残る、安芸高田市に湧出する温泉。大蛇が須佐之男命に成敗されたあと、天に昇り傷の痛みで泣いていた時、大蛇のようすを見かねた天照大神が、そばの岩を一つはがすと、そこからコンコンと温泉が湧き出し、その湯につかるとたちどころに傷が治った伝説が残っている。昔から湯場があったと伝えられ、村には趣きのある宿や飲食店が建ち並び、湯浴みを堪能している。温泉を汲み上げてみたら天然ラドン温泉だった。源泉温度は17.4℃と低い。温泉の泉質は単純弱放射能冷鉱泉。温泉の効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、慢性消化器病、痔疾、冷性、痛風、動脈硬化症、高血圧症 慢性胆のう炎、慢性皮膚病、慢性婦人病etc。

【開湯日】

  江戸時代(詳細は不明)

【温泉の泉質】

  単純弱放射能冷鉱泉

【温泉の温度】  【源泉のph値】

    17.4度       8.4の弱アルカリ性

神楽門前湯治村 アクセス

 
⚫️中国道➡︎高速バ➡︎美土里バス停下車➡︎無料送迎あり➡︎神楽門前湯治村
⚫️山陽道➡︎広島IC➡︎中国道➡︎高田IC➡︎湯治村➡︎約7分➡︎神楽門前湯治村
⚫️広島市➡︎広島バスセンター➡︎三次・庄原方面行➡︎高速バス➡︎約60分➡︎神楽門前湯治村
⚫️大阪市➡︎中国JRバス➡︎浜田道エクスプレス➡︎神楽門前湯治村

神楽門前湯治村 近くの観光スポット【吉田郡山城跡】

 
 南北朝時代、安芸国吉田庄の地頭頭として定着した毛利氏が、その勢力を拡大していくなかで、一貫して本拠とした山城が郡山城。国史跡・日本100名城にも選ばれ、毛利元就が天正19年(1591年)には標高約400m、比高約200mの郡山全山に拡した。城域は東西約1.1km、南北約0.9kmで、南側の麓には内堀が巡り、城内には270段余の平段や大通院、洞春寺、常栄寺、満願寺などの寺院も建立された。また城下には祇園縄手、家取縄手、たて縄手などの道路が整備されて、三日市、六日市、十日市などの市と町が形成されていた。

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