湯抱温泉

島根県

大田市の東南約12km、三瓶山の西南麓に位置し、江の川支流の尻無川や湯抱川の渓谷に湧出する温泉。詳しいことは不明だが、1,300年以上前から評判だったと出雲国風土記に記述されてれいる温泉が湧いたと伝えられている古い温泉。昭和20年(1945年)にトリウム元素含有量が日本一と判明。析出物は宮崎県の城山温泉のようで、鉄分を多く含んだ赤茶色の温泉は県外からの湯治客にも人気の名湯。周囲を山に囲まれたひなびた風情溢れる秘湯温泉で、情緒がたっぷり。3軒の温泉宿が点在する。温泉の泉質はナトリウム‐塩化物泉・炭酸水素塩泉。温泉の効能は神経痛、関節痛、筋肉痛、冷性、五十肩、打身、慢性消化器病、切傷、火傷、慢性皮膚病、痔疾、慢性婦人病etc。

【開湯日】

  1,300年以上前(詳細は不明)

【温泉の泉質】

  ナトリウム‐塩化物泉・炭酸水素塩泉

【温泉の温度】  【源泉のph値】

    17.6度~31.2度     6.6の中性

湯抱温泉 アクセス

 
⚫JR山陰本線➡︎大田市駅➡車➡︎約30分➡︎湯抱温泉
⚫JR山陰線➡大田市駅➡バス➡赤名行➡三次行➡湯抱神湯下車➡︎湯抱温泉
⚫JR山陰本線➡大田市駅➡バス酒谷or粕淵行➡湯抱温泉口下車➡︎湯抱温泉
⚫JR三江線➡︎粕渕駅➡︎バス➡大田市駅行➡︎湯抱温泉口下車➡︎湯抱温泉
⚫JR三江線➡粕淵駅前➡︎バス➡粕渕線➡美郷町市街地➡車➡約10分➡︎湯抱温泉
⚫JR山陰本線➡︎高島駅➡車JR山陰本線➡︎約10分➡︎湯抱温泉
⚫中国道➡三次IC➡車➡︎約60分➡︎湯抱温泉
⚫山陽道➡︎山陽IC➡車➡︎約20分➡︎湯抱温泉
⚫山陰道➡仁摩・石見銀山IC➡︎約5分➡︎湯抱温泉
⚫浜田道➡︎大朝IC➡R261➡︎県道291➡︎40➡︎R375➡︎約46km➡︎約60分➡︎湯抱温泉

湯抱温泉 近くの観光スポット【石見銀山街道やなしお道】

 
世界遺産に認定された石見銀山。その最盛期当時、銀や食料品などを運んだ4日間をかけ、大森から尾道に至る銀山街道。そのうち町内の約28kmの銀山街道の内、約7kmはやなしお道と呼ばれた。標高280mの山中で、昔からの言い伝えや銀山にまつわる史跡が残り、珍しい花やキノコなど、季節ごとに違う味わいが楽しめまる。

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