湯浦温泉

熊本県

宝亀年間(770年頃)には既に開湯していたと伝えられる。湯浦という名称については、冊子の野坂の浦に、宝亀年間に堀川右大臣俊房の嫡男檜前政麿が、八代郡司として下向して後、その子孫檜前政丸が建久3年(1192年)に、芦北七浦(水俣・津奈木・湯浦・佐敷・田浦・二見・日奈久)を領したとあり、湯浦温泉は約1,200年の古い歴史を持つ温泉と云える。寛政2年(1790年)の大洪水で川筋の温泉はほとんどが破壊され、しばらくは温泉の利用ができなかったが、明治・大正に至って盛んに再開発され、現在は数軒の宿と4つの共同浴場が点在する。温泉は若干温目でわずかに硫黄臭がするのが特徴。温泉の泉質は単純温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)。温泉の効能は神経痛、リューマチ、動脈硬化、外傷・皮膚病・神経痛・胃腸病・婦人病etc。

【開湯日】

  宝亀年間(770年頃)

【温泉の泉質】

  単純温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)

【温泉の温度】【源泉のpH値】

   42度     8.43の弱アルカリ性

湯浦温泉 アクセス

●JR九州新幹線➡新水俣駅➡タクシー➡約15分➡湯浦温泉
●JR鹿児島本線➡湯浦駅下車➡徒歩約5分➡湯浦温泉
●肥薩おれんじ鉄道➡湯浦駅➡徒歩約5分 ➡湯浦温泉
●肥薩おれんじ鉄道➡佐敷駅➡車➡約5分➡湯浦温泉
●肥薩おれんじ鉄道➡水俣駅➡徒歩約7分➡湯浦温泉
●南九州道➡芦北IC➡R3号経由➡5.5km➡湯浦温泉
●南九州道➡田ノ浦IC➡車➡約40分➡湯浦温泉
●南九州道➡芦北IC➡R3➡水俣方面➡5km➡湯浦温泉
●南九州道➡八代南IC➡R3経由➡約30km➡約40分
●南九州道➡日奈久IC➡R3➡約24km➡湯浦温泉
●九州道➡芦北IC➡車➡約5分➡湯浦温泉
●九州道➡津奈木IC➡R3➡水俣市➡湯の鶴➡約15分➡湯浦温泉
●鹿児島空港➡バス➡約120分➡湯浦温泉
●福岡&熊本➡R3沿➡佐敷駅➡車➡約2分➡湯浦温泉

湯浦温泉 近くの観光スポット【芦北町立星野富弘美術館】

星野富弘氏協力により、群馬県みどり市にある富弘美術館の姉妹館として、平成18年5月に当地に開館。星野氏の詩画は、手足の自由を失った苦悩の淵から生まれ、それらは他者への思いやりや生きる喜びを表現した作品で、長年にわたり多くの人々への生きる勇気、生きる力を与え続けている。来館者に生きる喜びと感動を与え、優しさにいつでも出会える「いやしの空間」を目指している。

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