足付温泉

東京都

地鉈温泉と並び、式根島の岩場に湧く足付温泉。その昔、傷を負ったアシカが来る日も来る日も岩場に訪れた。島民がそれに気づいて観察していると、どうやら温泉が湧出している所で傷を癒しているのが分かった。それ以来、そこから湧き出る温泉は切り傷や擦り傷などの外傷に効果があるのを知られた。これが足付温泉の始まりと伝えられている。寛政12年(1800年)頃の伊豆七島風土細覧にも掲載されている。地鉈温泉などの内科の湯に対し、足付温泉は別名外科の湯と呼ばれる。医療機関のない時代には、住民の命の泉として大きな役割を担っていた。また昭和62年(1987年)白砂青松の日本百景に選定されたこの付近は、早くから式根松島と呼ばれ、白砂と黒松と温泉の素晴らしい景観を誇る。温泉の泉質はナトリウム-塩化物強塩温泉。温泉の効能は切り傷、おでき、水虫、アトピー皮膚炎擦り傷など。泉温は約55℃。式根島唯一の無色透明。潮干満の水位によって湯温が変化する、まさに自然の中にある天然風呂。

【開湯日】

 寛政12年(1800年)頃

【温泉の泉質】

 ナトリウム-塩化物強塩温泉

【温泉の温度】【源泉のpH値】

   55度    6.2の弱アルカリ性

足付温泉 アクセス

●東京都新島村式根島➡︎野伏港➡︎徒歩➡︎約35分➡︎足付温泉
●野伏港➡︎都道237号➡︎足付温泉方面➡︎約1.2km➡︎足付温泉

足付温泉 近くの観光スポット【神引展望台】

神引展望台は標高99m、式根島で最も高い神引山にあり、新東京百景にも指定されている。天気の良い日には富士山や伊豆半島、伊豆諸島を見ることができ、しかし展望台に行くには、荒涼とした景色を見ながら、百段の階段を登らなければ行けない。階段を登っていくと、こんもりとした緑の森と真っ青な海がコントラストを描く風景が突如眼前に開け、島のダイナミックな自然を実感できる。青く澄んだ海を見渡せるので、ぜひ挑戦してみましょう。

タイトルとURLをコピーしました