鹿塩温泉

長野県

長野県大鹿村鹿塩。南アルプス塩見岳の麓(標高750m)に湧出する鹿塩温泉。建御名方命(たけみなかたのみこと)が鹿が好んで飲むのを見て発見したとか、また弘法大師が杖を突き立てた所から塩が吹きだしたなど諸説があり定かじゃないが、その歴史はかなり古く、歴史とロマンに溢れている。明治8年(1875年)に、旧徳島藩士の黒部銑次郎・工藤欣八らが塩泉の採掘を始めたが、岩塩は発見できず塩水が湧出する理由は未だに謎である。この塩泉に、保健療養に対する効能があるのが分かり、明治25年(1892年)、鉱泉浴場の営業が始まった。湯は無色透明で強食塩泉にて身体が温まる。温泉の泉質はナトリウム-塩化物強塩冷鉱泉(弱アルカリ性高張性冷鉱泉)。温泉の効能は神経痛、慢性皮膚病、糖尿病、切り傷、慢性婦人病、虚弱児童、リウマチ、痛風、胃腸病、貧血など。

【開湯日】

 明治8年(1875年)

【温泉の泉質】

 ナトリウム-塩化物強塩冷鉱泉(弱アルカリ性高張性冷鉱泉)

【温泉の温度】【源泉のpH値】

   15度     7.9の弱アルカリ性

鹿塩温泉 アクセス

●JR飯田線➡伊那大島駅➡バス➡大鹿行き➡鹿塩下車➡徒歩10分➡鹿塩温泉
●中央道➡松川IC➡県道59号➡R152号経由➡約27km➡鹿塩温泉

鹿塩温泉 近くの観光スポット【大池高原】

大鹿村の自然を満喫させる標高1,500mの大池高原は,中央アルプス、伊那谷山脈を一望できる絶景地。周辺の自然林を散策し伝説の大池を回る遊歩道は自然を満喫させてくれる。隣接するパラグライダー場では、体験スクールを開催。レストハウスでお食事もできる。広々とした黒川牧場など魅力あふれる観光スポットもある。

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