穴沢温泉

長野県

松本市の北奥座敷と親しまれる四賀の里に湧出する穴沢温泉。旧善光寺街道の要所にあり古来から湯治に利用され、源泉は硫黄泉質の岩本の湯で、人々から「たまご水」と呼ばれいた源泉と 近年掘削した美人の湯とともに二つの泉質が湧出する。昭和45年(1970年)に、当時の四賀村が経営する保健休養センターがオープン。平成2年(1990年)に別館が建てられたが、平成16年(2004年)からは、村が出資する第3セクター四賀むらづくり株式会社が経営を引き継いだ。湯は微かに硫黄の臭いが漂い、無色透明でサラッとしている。季節には地物松茸料理が味わえる。日帰り入浴も可能だ。県内各地への観光拠点としても便利。温泉の泉質はナトリウム‐炭酸水素塩温泉(弱アルカリ性低張性低温泉)。温泉の効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、打ち身、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え症、病後快復期、疲労回復、健康増進、慢性皮膚病、慢性婦人病、切り傷、糖尿病など。 

【開湯日】

 昭和45年(1970年)

【温泉の泉質】

 ナトリウム‐炭酸水素塩温泉(弱アルカリ性低張性低温泉)

【温泉の温度】【源泉のpH値】

   28度      7.5の弱アルカリ性

穴沢温泉 アクセス

●JR篠ノ井線➡松本駅➡タクシー➡約35分➡穴沢温泉
●中央線➡松本駅➡バスターミナル➡長野行き➡高速バス乗換➡四賀バス停下車➡穴沢温泉
●JR大糸線➡松本駅➡タクシー➡約25分➡穴沢温泉
●JR大糸線➡松本駅➡路線バス➡約30分➡穴沢温泉

穴沢温泉 近くの観光スポット【中町通り】

松本市は400年に及ぶ城下町。千国街道、野麦街道、伊那街道、北国西街道が交差する要衝として発展してきた松本には、土蔵造りの商家や店舗が数多く残っており、なかでも中町通りの両側には、なまこ壁の蔵造りの美しい建物が建ち並び、風情ある散策コースになっている。また江戸時代や明治時代には大火から守るために、漆喰で作られたなまこ壁の土蔵が数多く造られた名残がいまでも往時を偲ばせている。

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