中原温泉

山口県

山口県周防市須金地区はの果物の産地として知られているが、平成12年(2000年)頃に、井戸掘りを目的にボーリングしたら、地下約45mの地点から温泉が湧出した。浴槽は3つあり、人数に応じてどれかを使わせてもらえる。男女別ではないので、家族風呂のようなもの。蛇口からはふんだんに出る温泉は、見る見る間に茶色く濁っていく。洗い場の湯も洗面所もすべて温泉が出る。フルーツの時期に合わせて8~10月の期間限定で営業している。また入浴が済んだら自分達で湯を抜いて掃除をする。すぐ清掃しないと浴槽に、温泉成分がこびりついてしまうらしい。温泉の泉質はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉。温泉の効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、打ち身、くじきetc。

【開湯日】

  平成12年(2000年)頃

【温泉の泉質】

  ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉

【温泉の温度】  【源泉のph値】

    15.5度         6.7の中性

中原温泉 アクセス

 
●錦川鉄道➡︎錦川清流線➡︎根笠駅➡︎約7.6km➡︎中原温泉
●錦川鉄道➡︎錦川清流線➡︎河山駅➡︎約7.7km➡︎中原温泉
●JR山口線➡︎湯田温泉駅➡︎徒歩➡︎約10分➡︎中原温泉
●中国道➡︎小郡IC➡︎車➡︎約15分➡︎中原温泉

中原温泉 近くの観光スポット【鳴沢氷穴】

 
旧回天搭乗訓練員の宿舎跡に、建てられた回天記念館。回天とは天を回らし、戦局を逆転させるという願いを込めて、太平洋戦争中に開発された魚雷。そして大量の爆薬を搭載し、自らが操縦して敵に体当たりする特攻兵器。海の特攻とも呼ばれ、館内には特攻兵器である回天の説明に加え、搭乗員が家族に宛てた手紙が展示。悲しい記憶を後世に伝えられる貴重な記念館。

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