日奈久温泉

熊本県

熊本県八代市日奈久(ひなぐ)町の街中に湧く、閑静な佇まいの日奈久温泉。その歴史は古く、室町時代の湯応永16年(1409年)約600年前に遡る。浜田六郎が、父の刀傷を癒そうと厳島明神に祈り、干潟から温泉を掘り当てたと伝えられ、孝行泉とも呼ばれていれる。また、熊本県下で最も古い歴史を持つ温泉で、江戸初期に細川家の藩営温泉に指定され、八代城主や参勤途上の島津侯もここを利用した。湯量が豊富で、柔らかな肌触りの湯が美人の湯として親しまれ、ほとんどの温泉が源泉かけ流しの湯。俳人種田山頭火もこよなく愛した温泉。温泉の泉質は単純温泉(弱アルカリ性)、アルカリ性単純温泉。温泉の効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進など。

【開湯日】

  室町時代の湯応永16年(1409年)

【温泉の泉質】

  単純温泉(弱アルカリ性)、アルカリ性単純温泉

【温泉の温度】【源泉のpH値】

   43.9度     8.1の弱アルカリ性

日奈久温泉 アクセス

●九州道➡日奈久IC➡約2分➡(徒歩10分)➡日奈久温泉
●南九州西回道➡日奈久IC➡R3➡日奈久温泉Cばんぺいゆ➡看板➡日奈久温泉
●JRJR鹿児島本線➡八代駅下車➡タクシー➡約15分➡日奈久温泉
●肥薩おれんじ鉄道➡日奈久温泉駅下車➡徒歩約15分➡日奈久温泉
●JR九州新幹線➡新八代駅or八代駅➡日奈久温泉
●九州道➡福岡IC➡日奈久IC➡約1時間40分➡日奈久温泉
●九州道➡熊本IC➡日奈久IC➡約1時間40分➡日奈久温泉
●熊本空港➡日奈久IC➡約60分➡日奈久温泉
●熊本天草➡松島天草➡八代港➡約55分(車➡20分)➡日奈久温泉
●福岡鹿児島➡R3➡南九州西回道➡日奈久IC➡八代方面➡直進➡日奈久温泉
●九州新幹線➡新八代駅or八代駅➡肥薩おれんじ鉄道➡日奈久温泉駅➡日奈久温泉
●九州新幹線➡新八代駅➡車➡約25分➡日奈久IC➡次の信号➡右折➡日奈久温泉
●JR鹿児島本線➡八代駅➡肥薩おれんじ鉄道➡日奈久温泉駅➡徒歩約10分➡日奈久温泉

日奈久温泉 近くの観光スポット【日奈久温泉神社】

孝子浜田六郎が父の平癒を祈り、神夢により日奈久温泉を発見した。この御神徳を仰ぐため湯の神市杵島姫命を祭神として弁天社を建立したことに始まる。湯の神、市杵島姫命を祭るために応永26年(1420年)に建立され。神殿の彫刻が素晴らしく、正面に雲に龍、東側に桐に鳳凰、西側に雲に麒麟、後ろに波頭が配置されている。
また見晴らしが良く、春には桜の名所、夏には不知火の観望所としてに賑わう。

タイトルとURLをコピーしました