田の原温泉

熊本県

開湯は鎌倉時代で、筑後川の源流でもある田の原川の川底から、湧出しているところを発見した田の原温泉。この付近からは縄文時代の集落の跡が見つかり、多くの磨製石器が出土し、縄文人も温泉につかっていたようだ。また、湯は地底から高温の温泉が湧き出ている地獄元湯。江戸時代には湯治場として栄え、熊本藩の藩士が効能を評価した文を残っている。昭和39年(1964年)には、南小国温泉の一部として黒川温泉、満願寺温泉と共に国民保養温泉地に指定された。温泉の泉質はナトリウム-塩化物・硫酸・炭酸水素塩泉。温泉の効能はリウマチ性疾患、消化器病、慢性湿疹など。温泉の効能は神経痛、筋肉痛、関節痛など。

【開湯日】

  鎌倉時代(詳細は不明)

【温泉の泉質】

  ナトリウム-塩化物・硫酸・炭酸水素塩泉

【温泉の温度】【源泉のpH値】

   54度~63度     6.55の中性

田の原温泉 アクセス

●JR豊肥本線➡阿蘇駅➡九州横断バス田の原温泉40〜50分➡田の原温泉
●JR豊肥本線➡阿蘇駅➡バス➡杖立温泉行➡ゆうステーション乗換➡黒川温泉行➡田の原下車➡田の原温泉
●JR豊肥本線➡肥後大津駅➡南小国➡約50分➡ミルクロード経由➡田の原温泉
●JR久大本線➡日田駅下車➡バス➡約40分➡杖立温泉下車➡タクシー➡田の原温泉
●福岡大分方面➡JR久大線➡日田駅➡バス➡杖立温泉下車➡タクシー➡田の原温泉
●福岡空港➡大分道➡南小国➡R212➡ミルクロード経由➡約1時間45分➡田の原温泉
●福岡➡天神高速バスT➡バス➡福岡黒川線➡黒川温泉➡約車5分➡田の原温泉
●九州道➡熊本IC➡南小国➡約1時間20分➡ミルクロード経由➡田の原温泉
●九州道➡熊本IC➡R57号➡R212➡南小国➡県道➡R442➡田の原温泉
●大分道➡日田IC➡R212号➡R442号➡県道40号経由➡50km➡田の原温泉
●大分空港➡大分道➡南小国➡約1時間30分➡田の原温泉
●熊本空港➡南小国➡約1時間➡ミルクロード経由➡田の原温泉
●熊本方面➡JR豊肥本線➡阿蘇駅➡宮地駅➡久大本線➡豊後森駅➡田の原温泉

田の原温泉 近くの観光スポット【秘境七滝】

小田川下流にある大小7つの滝が秘境七滝。小田川の両岸が切り立った崖で、約10m前後の幅の渓流になっている。また光を遮るように、鬱蒼と古木の緑が生い茂り巨岩がそそり立ち、神秘的な雰囲気が漂っている。滝の中央部には、不動明王と弁天材の石像が安置され、建立された目的ははっきりと分かっていない。

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