黒川温泉

熊本県

熊本県の北東部、南小国町に位置する黒川温泉。阿蘇北側の山あいの閑静な環境にあり、筑後川上流にあたる田の原川に沿って旅館が建ち並ぶ。黒川温泉の歴史は少なくても江戸時代に遡る。鉄道の整備により内牧温泉や杖立温泉の繁栄を他所に、黒川温泉は地元客の湯治場として知られていた。昭和36年(1961年)に6軒の宿が本格的に営業を開始し、昭和39年(1964)のやまなみハイウエィの開通時には注目を浴びたが、当時の旅館の設備もサービスもレベルが低く、再び温泉客に忘れ去られてしまった。そんな危機の中「田舎らしいさを出そう」という運動が高まった。雑木の樹林、次いで露天風呂の増設が始まった。昭和61(1986)に、この運動が黒川温泉全体の取り組みとなって、看板の統一や温泉手形の発行などの様々なアイデアが実行されった。この地道な努力が報いられ、次第に「癒しとくつろぎの温泉地・黒川」が世に知られ始めた。そして一気にブレイクし、今や予約が取れ難い超人気の温泉となった。

【開湯日】

  昭和36年(1961年)

【温泉の泉質】

  炭酸水素ナトリウム泉 アルカリ性単純温泉

【温泉の温度】【源泉のpH値】

   95.8度       6.7の中性

黒川温泉 アクセス

⚫️JR東京➡新幹線➡約4時間52分➡博多➡JR鹿児島本線➡特急約1時間25分➡熊本駅➡黒川温泉
⚫️JR博多駅➡高速バス➡杖立温泉行➡杖立温泉➡小国ゆうステーション➡黒川温泉
⚫️JR博多駅➡高速バス➡日田駅行➡杖立温泉➡小国ゆうステーション➡黒川温泉
⚫️JR小倉駅➡日田駅➡バス➡杖立温泉➡バス➡小国ゆうステーション➡黒川温泉
⚫️JR熊本駅➡バス➡杖立温泉行➡熊本空港➡小国ゆうステーション➡黒川温泉
⚫️JR熊本駅➡バス➡杖立温泉行➡小国ゆうステーション➡約30分➡黒川温泉
⚫️JR熊本駅➡阿蘇駅➡バス➡杖立温泉行➡小国ゆうステーション➡黒川温泉
⚫️JR熊本駅➡阿蘇駅➡バス➡別府行➡黒川温泉
⚫️JR宮崎➡別府駅➡バス➡黒川温泉行➡ゆうステーション➡南小国役場前➡黒川温泉
⚫️JR宮崎駅➡別府駅➡バス➡長崎行➡黒川温泉
⚫️JR別府駅or由布院駅➡バス➡長崎行➡黒川温泉
⚫️JR鹿児島本線➡熊本駅➡バス➡別府行➡熊本空港➡阿蘇駅➡南小国町役場前➡満願寺入口 ➡黒川温泉
⚫️別府市➡バス➡九州道➡熊本IC➡R57➡やまなみハイウェイ➡R442➡➡黒川温泉
⚫️佐賀➡基山バス停➡高速バス➡黒川温泉行➡黒川温泉
⚫️九州道➡熊本IC➡R57➡やまなみハイウェ-➡R442経由➡約70Km➡黒川温泉
⚫️大分道➡湯布院IC➡やまなみハイウェ-➡R442経由➡約45Km➡黒川温泉

黒川温泉近くの観光スポット【鍋ケ滝】

鍋ヶ滝は黒川温泉から車で約20分の小国町にあり、幅20m、高さ10mの幽玄的で美しい鍋ケ滝。約9万年前の阿蘇のカルデラを作った大噴火の影響でできた滝で、カーテンのように水が木漏れ日に落ちる様は、とても優美で神秘的。また鍋ヶ滝の特徴は、裏側に回って観賞できること。春には、滝の裏側からライトアップがされ、虹色の光の交差が白糸のカーテンのように流れる姿を見ることができます。神秘的な滝のライトアップされた光景は圧巻。

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