古里温泉郷

鹿児島県

桜島南岸の錦江湾に面する古里温泉。その起源は古く、天平宝字時代(758年〜764年)頃とされ、名湯としては、宝暦9年(1759年)に桜島大噴火がきっかけで湯が湧き出たと伝えられる古湯。また、その日は釈迦の誕生日だったことから仏の湯として人々に親しまれてきた。古くは湯治場として遠方からも来訪者があり、1ヶ月から3ヶ月程滞在、自炊し、浴用及び1日1升五合程の飲用を重ね病を癒したと云われている。桜島は標高1117mの活火山で、有史以来、30回以上もの大爆発を繰り返しており、生々しい溶岩原が周囲に残っている。豊富な湯量と効能多岐にわたる泉質を誇る温泉は、まさにその恩恵です。その中心が古里温泉湯。温泉の泉質:ナトリウム・塩化物温泉。泉温は42度〜47度。温泉の効能:切り傷、胃腸病、皮膚病、神経痛・腰痛・あせも・痔など。

【開湯日】

  天平宝字時代(758年〜764年)頃

【温泉の泉質】

  ナトリウム・塩化物温泉

【温泉の温度】   【源泉のpH値】

   42.0度~47.0度     6.3の中性

古里温泉郷アクセス

 
⚫️JR九州新幹線➡鹿児島駅➡桜島フェリー➡バス➡約15分➡古里温泉郷
⚫️JR西鹿児島駅➡バス➡鹿児島駅行➡鹿児島駅下車➡徒歩5分➡鹿児島桟橋➡桜島フェリー➡桜島港下船➡タクシー約15分➡古里温泉郷
⚫️東九州道➡国分IC➡R220➡R224経由➡33km➡古里温泉郷
⚫️桜島港➡バス➡垂水港行➡約20分➡文学碑前下車➡古里温泉郷
⚫️桜島港➡バス➡鹿児島交通桜島口方面行➡約17分➡文学碑前下車➡古里温泉郷
⚫️桜島港➡桜島フェリーターミナル➡車➡約15分➡古里温泉郷
⚫️桜島フェリー桜島港➡R224➡垂水方面➡車➡約15分➡古里温泉郷
⚫️鹿児島港➡桜島フェリー➡約15分➡桜島港➡バス➡約15分➡➡古里温泉郷
⚫️鹿児島交通➡バス➡古里温泉行➡林芙美子文学碑下車➡徒歩1分➡古里温泉郷

古里温泉近くの観光スポット【林芙美子文学碑】

桜島港から車で約15分の所に、小説放浪記や浮雲で知られる林芙美子の文学碑がある。林芙美子の母親が桜島の古里町で過ごした時期があり、芙美子自身も、桜島の大爆発があった大正3年(1914年)から約1年間を古里町で過ごした。文学碑には、彼女の作品の中の有名な一節「花のいのちはみじかくて苦しきことのみ多かりき」と刻まれています

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