裂石温泉

山梨県

山梨県北東部、中里介山の小説で知られる大菩薩峠の登山口に佇む一軒宿(雲峰荘)の裂石温泉。今から1200年ほど前に僧行基が業をしていると、落雷があり石が裂けて温泉が湧出したと云う。雲峰寺の敷地内に湧くことから温泉名の由来ともなった。その裂け目から萩の大樹が生え、十一面観音が出現したという。このあたりの相違が伝説の面白さと云える。また古くから霊泉として知られている。雲峰寺は武田勝頼が天目山で自刃した際、家臣に託した軍旗が隠され今も保存されていることでも有名。雲峰荘は大正時代の開業、収容人数40人の小ぢんまりとした宿。湯は肌がしっとりと潤う美肌の湯で、飲んでも体に良いことから、昔から飲用の霊泉として知られている。温泉の泉質はアルカリ性単純温泉。泉温は26.6度。温泉の効能は胃腸病、冷え性、病後回復、リウマチ、神経痛、美容効果など。

⚫裂石温泉 近くの観光スポット【大菩薩嶺】
日本百名山の一つに数えられる大菩薩嶺は、標高2,057mの山で登山初心者も楽しめる。また中里介山の長編小説「大菩薩峠」で広く知られるようになった。大菩薩の尾根からは富士山をはじめ、南アルプス、乗鞍岳、八ヶ岳、奥秩父の山々など四季を通しての展望は抜群。 桜や桃、スモモの花が咲く4月上旬~中旬頃は桃源郷として知られる。

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