仙仁温泉

長野県

平安末期に山伏が発見したと伝わる歴史ある仙仁温泉。また戦国乱世の永禄4年(1561年)に上杉謙信の隠し湯として、将兵の傷を癒したのがこの温泉の始まりとも云われている。由来については岩窪の奥深く湯けむりの中に、仙人の姿が見えたので仙人風呂と名づけられたと説があり、江戸時代に藩主・堀氏の館町として栄えた。照明が落とされた奥行30mの洞窟風呂は、ぬるい湯が川のように流れる幻想的で神秘的。温泉の泉質は硫黄泉。温泉の効能は神経痛、関節痛、うちみ、くじき、慢性消化器病、動脈硬化症、冷え性、リウマチ、慢性婦人病など。

【開湯日】

  永禄4年(1561年)

【温泉の泉質】

  硫黄泉

【温泉の温度】【源泉のpH値】

   33.8度     8.2の弱アルカリ性

仙仁温泉 アクセス

⚫️長野電鉄➡須坂駅➡バス➡仙仁行➡終点下車➡徒歩約1分➡仙仁温泉
⚫️上信越道➡須坂長野東IC➡R403➡R406号➡約10km➡約20分➡仙仁温泉

仙仁温泉 近くの観光スポット【田中本家博物館】

江戸時代中期に創業した田中本家。初代・新八は穀物・菜種油・煙草・綿・酒造業などの商売を始めて以降、須坂藩の御用商人として栄えた田中家。田中本家博物館は、そんな豪商のお屋敷をはじめ、先祖伝来の調度品などが見られるミュージアム。様々な花が咲き乱れる敷地内は、当時の往時を偲ばせる、美術品や玩具、衣裳といった貴重な展示物を公開。お休み処「龍潜」では江戸時代の味を再現したおいしいお食事も楽しめる。

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