鐘釣温泉

富山県

文政2年(1819年)に、加賀藩13代目藩主前田慶寧の命により開湯した鐘釣温泉。また6つの温泉からなる黒部峡谷温泉郷の一つに数えられ、宇奈月からトロッコ電車で約1時間、黒部川の渓谷美に溶け込んだ河原に沸く温泉。河原を掘り石を積んだいくつかの露天風呂と洞窟岩風呂があり、ま岩で区切られた複数の露天風呂と、岸壁の下の岩の裂け目の奥に溜まった湯をそのまま湯船にした洞窟岩風呂がある。また河原のどこを掘っても湧き出てくる湯は、無色で匂いもほとんどない。管理は鐘釣温泉旅館がしており、露天風呂などの、日帰り入浴は無料で開放されている。温泉の泉質は弱アルカリ性単純温泉。温泉の効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩など。

【開湯日】

  文政2年(1819年)

【温泉の泉質】

  弱アルカリ性単純温泉

【温泉の温度】【源泉のpH値】

    60度      8.4の弱アルカリ性

鐘釣温泉 アクセス

●黒部渓谷鉄道➡鐘釣駅下車➡徒歩約3分➡鐘釣温泉
●北陸道➡黒部IC➡県道14号➡県道13号➡宇奈月温泉➡黒部渓谷鉄道➡約徒歩3分➡鐘釣温泉
●富山地方鉄道➡宇奈月温泉駅➡黒部峡谷鉄道➡乗換➡鐘釣駅下車➡鐘釣温泉
●東京➡上越新幹線➡北陸本線➡富山駅➡富山地方鉄道➡約60分➡宇奈月駅➡鐘釣温泉
●大阪➡北陸本線➡富山駅or魚津駅➡鐘釣温泉
●名古屋➡北陸本線➡高山本線➡富山駅➡鐘釣温泉
●JR新幹線➡黒部宇奈月温泉駅➡富山地方鉄道➡新黒部駅➡宇奈月温泉行➡約25分➡宇奈月温泉駅下車➡徒歩約2分 ➡鐘釣温泉

鐘釣温泉 近くの観光スポット【黒部峡谷】

日本一の深さを誇るV字形の谷が黒部峡谷。北アルプス中央部の鷲羽岳(2,924m)に源を発した黒部川は、立山連峰と後立山連峰の間を流れ、その流れの急流が刻み込んだ峻険な峡谷。昭和に入るまで人を寄せつけない秘境でしたが、電源開発によって敷設された黒部峡谷鉄道によって、奥地まで入れるようになり観光スポットとして常に賑わっている。

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