岩井温泉は、国道9号線が鳥取県と兵庫県の県境付近で交わる所に位置する鳥取県東端の温泉。岩井温泉の歴史は古く、貞観元年(859年)の開湯と伝わっており、山陰でも最古の歴史を持つ温泉で、平安朝の頃の歴史書「延喜式」にもその名は記されいる。記録に寄れば平安時代清和天皇(源氏の始祖)の頃、藤原冬久という人がお告げにより湯を得て病を治した云々という記述が残っているそうです。しかし、岩美町の公式HPには岩井温泉は1300年前の平安時代の延暦13年(794年)に発見された謳っている。また、「湯かむり」と云う頭に手ぬぐいを乗せ柄杓で湯をかむるという珍しい風習が江戸時代から伝わっている。温泉の泉質は含芒硝石膏泉。温泉の効能は慢性関節リウマチ・神経痛・神経炎・慢性婦人科疾患など。
【開湯日】
江戸時代(詳細は不明)
【温泉の泉質】
含芒硝石膏泉
【温泉の温度】 【源泉のph値】
49.5度 7.3の中性
岩井温泉 アクセス
●JR京都始発➡︎特急スーパーはくと号➡︎鳥取駅➡︎約3時間➡︎岩井温泉
●JR山陰本線➡︎岩美駅➡︎バス➡︎長谷橋・蕪島行➡︎岩井温泉
●JR山陰本線➡︎岩美駅➡︎バス➡︎岩井温泉行➡︎岩井温泉下車➡︎徒歩1分➡︎岩井温泉
●JR山陰本線➡︎鳥取駅➡︎JR山陰線岩美駅➡︎約20分➡︎岩井温泉
●JR京都駅➡︎北西の方角➡︎直線距離➡︎約150km➡︎岩井温泉➡︎岩井温泉
●京都➡︎R9号➡︎車➡︎約3時間45分➡︎岩井温泉
●大阪➡︎中国道➡︎福崎IC➡︎佐用IC➡︎山崎IC➡︎津山IC各➡︎2時間➡︎岩井温泉
●中国道➡︎福崎IC➡︎播但道➡︎和田山➡︎和田山➡︎R9号経由➡︎岩井温泉
●中国道➡︎佐用IC➡︎鳥取道➡︎鳥取IC➡︎R9号➡︎経由➡︎約30分➡︎岩井温泉
●米子道➡︎米子IC➡︎R9➡︎約2時間➡︎岩井温泉
●羽田➡︎鳥取便➡︎鳥取空港➡︎車➡︎約30分➡︎岩井温泉
岩井温泉 近くの観光スポット【御湯神社】
岩美郡岩美町にある御湯神社。伝説によると藤原冬久が、清和天皇の時代(860年前後)に開いたとされている。しかし記録によると創建は弘仁2年とされている。近くには山陰最古の湯と云われる岩井温泉があり、その守り神を祀る神社と伝わる。一説では御井神社だったのが次第に訛って「みゆ」となり、御湯の字が充てられた。