松山市街地の国道196号線を10分ほど北上し、堀江港の近くに山峡に湧く権現温泉。大正時代初期に自然湧出した湯を、共同浴場を建て利用したのが始まりと云われ、古くから地元の人たちに温治場として利用されていた。伊予の名湯三方を丘陵に囲まれた閑静な湯ノ里で西に瀬戸内海を臨み、大衆浴場を中心に10数軒の旅館が並び、温泉街にはひなびた情緒が漂っている。湯は肌にまとわりつくようなぬるぬる感があり、多少温めなのが特徴。温泉の泉質はアルカリ性単純温泉。泉温は27.7度。温泉の効能は神経痛、リウマチ、アトピー、皮膚病など。
【開湯日】
大正時代初期(詳細は不明)
【温泉の泉質】
アルカリ性単純温泉
【温泉の温度】 【源泉のph値】
27.7度 9.2のアルカリ性
権現温泉 アクセス
⚫️JR予讃線➡︎堀江駅➡︎タクシー➡︎約10分➡︎権現温泉
⚫️JR予讃線➡︎松山駅➡︎車➡︎約20分➡︎権現温泉
⚫️JR予讃線➡︎伊予和気駅出口➡︎徒歩約44分➡︎権現温泉
⚫️JR予讃線➡︎光洋台駅出口➡︎徒歩約53分➡︎権現温泉
⚫️松山空港➡︎リムジンバス➡︎松山市駅下車➡︎伊予鉄道➡︎横河原行➡︎久米駅下車➡︎徒歩約10分➡︎権現温泉
⚫️松山道➡︎松山IC➡︎R33号➡︎R196号経由➡︎16km➡︎権現温泉
⚫️松山道➡︎松山IC➡︎R33➡︎R56号線経由➡︎約20km➡︎約30分➡︎権現温泉
⚫️西瀬戸道➡︎今治IC➡︎約40分➡︎権現温泉
権現温泉 近くの観光スポット【松山城】
松山のほぼ中心、勝山山頂(標高132m)で聳える名城。日本で12しか残っていない12天守で、また姫路城や和歌山城と供に、日本三大連立式平山城の一つとして数えられている。慶長7年(1602年)に賎ケ岳に、20年以上の歳月をかけ加藤嘉明によって築城された。門・櫓・塀を多数備え、高石垣などを巧みに配し、攻守の機能に優れた連立式天守を構えている。