山鹿温泉

熊本県

800年ほど前に発見された山鹿温泉。保元の乱に敗れた宇野親治が保元2年(1157年)、手負いの鹿が湯浴みをして傷を癒しているのを見て、温泉和名抄の中にも肥後の国山鹿郡の湯泉郷として出ており、温泉場として広く全国に知られた。山鹿千軒たらいなし…と唄われるほど湯量豊富な温泉も、文明5年(1473)突然枯れてしまいますが、金剛乗寺の住職宥明法印が薬師堂を建立し、ここで不眠不休の祈祷をしたおかげで12月20日に念願のお湯が復活した。温泉の泉質はアルカリ性単純温泉。温泉の効能は神経痛、疲労回復、筋肉痛、関節痛、痔疾、慢性消化器病、リューマチ、冷え性。まろやかで柔らかな肌触りは「乙女の柔肌」にたとえられている。

【開湯日】

  保元2年(1157年)

【温泉の泉質】

  アルカリ性単純温泉

【温泉の温度】【源泉のpH値】

   40.0度       9.62のアルカリ性

山鹿温泉 アクセス

⚫️九州新幹線➡新玉名駅➡バス➡山鹿温泉行➡約40分
⚫️JR九州新幹線or鹿児島本線➡玉名駅➡バス➡山鹿バスセンター下車
⚫️JR熊本駅➡九州新幹線➡新玉名市➡約10分➡バス➡山鹿バスセンター➡約50分
⚫️JR熊本駅➡バス➡約10分➡熊本桜町バスターミナル➡山鹿バスセンター下車
⚫️JR熊本駅➡バス➡山鹿温泉行➡約70分➡終点山鹿バスセンター下車➡徒歩約4分
⚫️JR鹿児島本線➡玉名駅➡バス➡山鹿温泉行➡約50分
⚫️阿蘇くまもと空港➡バス➡熊本交通センター➡バス➡山鹿バスセンター
⚫️九州道➡熊本方面➡菊水or植木IC➡車約15分
⚫️九州道➡菊水IC➡県道16号線経由➡約10㎞➡約15分
⚫️九州道➡植木IC➡R3➡約12km➡約18分➡山鹿大橋➡信号を右折

山鹿温泉近くの観光スポット【山鹿灯籠まつり】

山鹿温泉にある大宮神社の山鹿灯籠まつり。遥か古代から受け継がれ、山鹿最大の夏祭りは、奉納灯籠や花火大会そしてたいまつ行列など盛り沢山。なかでも圧巻は、よへほ節の調べに合わせ、頭上に灯籠を載せた女性たちが優雅に舞い踊る「千人灯籠踊り」。幾重にも重なる灯の輪が、見る人を幻想的な世界へと誘う。行事は毎年8月15日から17日にかけて行われる。熊本県を代表する年中行事のひとつとして数えられている。

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