片山津温泉

石川県

加賀市の北東部、柴山潟の西岸に位置する片山津温泉。粟津・山中・山代などの4つの加賀温泉郷の中でも、最もも新しい温泉で、承応2年(1653年)に前田利明が柴山潟の湖中に源泉を発見したのが始まりと云われている。しかし新しいと云っても片山津温泉は350年の歴史を有している。その以後、幾度も試行錯誤を経て、明治15年(1882年)に柴山潟の一部を埋め立てて温泉街が造られた。日霊峰白山を望み、1日7たびも湖面の色を変えるといわれる、柴山潟のたもとにある温泉。温泉の泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物泉。最高泉温は73℃。効能はリューマチ、腰痛、創傷、痛風、皮膚病などのほか、飲用すると便秘や胃腸病などに良い。

【開湯日】

  350年の歴史を誇る(詳細不明)

【温泉の泉質】

  ナトリウム・カルシウム-塩化物泉

【温泉の温度】【源泉のpH値】

   73度       7.4の中性

片山津温泉 アクセス

⚫️JR北陸本線➡加賀温泉駅➡バス➡片山津温泉行➡約10分➡片山津温泉
●北陸道➡片山津IC➡県道29➡県道30➡片山津温泉方面➡車➡約10分➡片山津温泉
●小松空港➡小松空港線➡片山津温泉➡湯の元公園停下車➡徒歩1分➡片山津温泉
●JR東京➡北陸新幹線➡➡加賀温泉駅➡バス➡片山津温泉行➡約10分➡片山津温泉
●JR大阪➡北陸本線➡サンダーバード➡湖西線経由・➡約2時間20分➡片山津温泉
●JR名古屋➡東海道➡北陸本線➡しらさぎ➡米原経由・➡約2時間20分➡片山津温泉
●JR博多➡山陽新幹線➡新大阪経由➡北陸本線➡・約5時間➡片山津温泉

片山津温泉 近くの観光スポット【首洗池】

源平の合戦で名高い篠原古戦場の近くにあり、遥か源平の昔の悲しい物語を語る史跡。寿永2年(1183年)の篠原の合戦で討ち果てた、老武者斎藤別当実盛の首を洗ったといわれる池。実盛は木曽義仲の幼少時の恩人であり、白髪を黒く染めて戦いに赴いていたとされ、顕になった白髪を見て義仲は号泣したと伝えられている。芭蕉の句碑「むざんやな甲の下のきりぎりす」が立てられている。

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