湯の峰温泉

和歌山県

開湯は成務天皇の代(4世紀頃)に熊野国造の大阿刀足尼(おおあとすくね)によると伝えられ、2000年近い歴史を誇る湯の峰温泉。温泉名は、湯の花でできた薬師如来の胸から温泉が湧いていたことに由来し、湯の胸が転じて「湯の峰」となったと云う説が有力。また熊野御幸の盛期を過ぎた14世紀頃からと考えられ、室町時代に旅の疲れを癒す意味もあって参拝前に入浴したという。この時期には、熊野の地で修行に励んだ一遍もこの地を訪れている。1957年(昭和32年9に厚生省告示第310号により、熊野本宮温泉郷の一部として川湯温泉、渡瀬温泉と共に国民保養温泉地に指定された。温泉の泉質は硫黄泉-含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩泉(硫化水素型)ほか。源泉温度は92℃。高温泉のため入浴する前には必ず湯温を確かめること。温泉の効能はリューマチ、神経痛、糖尿病、胃腸病、痛風、皮膚病ほか。

【開湯日】

  成務天皇の代(4世紀頃)(詳細は不明)

【温泉の泉質】

  硫黄泉-含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩泉(硫化水素型)ほか

【温泉の温度】  【源泉のph値】

    92度       7.6の弱アルカリ性

湯の峰温泉 アクセス

 
⚫️JRきのくに線➡︎紀伊田辺駅➡︎バス➡︎本宮大社行➡︎湯の峰温泉下
⚫️JR紀勢本線➡︎新宮駅➡︎バス➡︎湯の峰温泉行➡︎湯の峰温泉
⚫️阪神高速➡︎名古屋都市高速➡︎伊勢道➡︎紀勢自動車道➡︎熊野大泊阪和道➡︎湯浅御坊道路➡︎南紀田辺➡︎R42➡︎道R311➡︎熊野街道
⚫️JRきのくに線➡︎新宮駅➡︎本宮大社方面➡︎バス➡︎湯の峰温泉
⚫️JRきのくに線➡︎紀伊田辺駅➡︎本宮大社行➡︎バス➡︎湯の峰温泉
⚫️奈良➡︎京奈和道➡︎経由➡︎五條IC➡︎熊野街道(R168)➡︎湯の峰温泉
⚫️大阪➡︎阪和道➡︎紀勢道➡︎経由➡︎上富田IC➡︎下車➡︎熊野街道(R311)➡︎熊野街道
⚫️名古屋➡︎東名阪道➡︎伊勢道➡︎紀勢道➡︎尾鷲北IC➡︎下車➡︎熊野街道(R311)➡︎R169➡︎R16➡︎熊野街道
⚫️名古屋都市高速➡︎伊勢道➡︎紀勢自動車道➡︎熊野大泊➡︎R42➡︎R168➡︎R169➡︎R311➡︎R168➡︎熊野街道

湯の峰温泉 近くの観光スポット【東光寺】

 
和歌山県田辺市湯の峰温泉の中心部に、位置する寺で天台宗の東光寺。山号は薬王山で熊野曼荼羅第15番。 本尊である薬師如来像は、湯の花が自然に積もって化石となったものと伝えられている、また如来像の胸の辺りから温泉湯が湧き出ていたため、湯ノ胸薬師とも呼ばれている。また隣が湯の峰温泉共同浴場でつぼ湯や公衆浴場、湯壷などに入浴前や後に訪れる人が多い。

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