弥彦観音寺温泉

新潟県

弥彦山の東南の麓、旧北陸街道沿いの田園地帯に位置する弥彦観音寺温泉。応徳元年(1084年)に湯脈が発見され、永らく弥彦神社の神領となっていたが、寛永11年(1634年)に長岡藩の領地となり、その後、天領、新発田藩領地、与板藩領地と変遷して明治に入り今日に至っている。また、伝説として語り伝えられる、源頼義の次男加茂次郎義綱が、弥彦の庄司吉川宗方と共に黒鳥兵衛を討伐(黒鳥兵衛の乱)した際に、戦に傷ついた武士達がこの観音寺温泉で傷を治したとされている。また、江戸末期に於ける日本の温泉研究の権威者であった小村芙庵(長岡の医師)が記録した越後薬泉には、〜観音寺の湯〜として、記載されている。温泉の泉質は含硫黄−ナトリウム塩化物冷鉱泉。温泉の効能は切り傷、やけど、慢性皮膚炎、虚弱児童、慢性婦人病、糖尿病など。

⚫弥彦観音寺温泉 近くの観光スポット【彌彦神社】
広々とした越後平野の中央に聳えたつ弥彦山の麓に位置する弥彦神社は、創建から2400年以上の歴史を有する神社で、御祭神は天照大神の曾孫の天香山命。日本最古の万葉集にも詠われている厳かかな雰囲気が漂う古社。また古くから「おやひこさま」として親しまれ、初詣には毎年20万人以上の参拝者が訪れている。境内はうっ蒼とした樹林に覆われ、亭々たる老杉で古欅は見るからに神々しい。


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