さわんど温泉

長野県

平成10年(1998年)に安房トンネル工事中に、旧中の湯温泉付近から高温の温泉が大量に噴出した。約7km先の沢渡地区まで引湯させて誕生したのがさわんど温泉。毎分約1100リットルもの高温の源泉で、無色透明ながら白黄土色の細かな湯花が沈殿するスベスベ感が堪能できる。また上高地(標高1500m)の入り口に位置し、年間200万人もの観光客が訪れる。この地は江戸時代には木材をいかだで運ぶルートの中継地として栄え、信州と飛騨を結んだ鎌倉街道の宿場であった為、賑わった。温泉の泉質は単純温泉、単純泉、低張性弱アルカリ性泉、アルカリ性低張性鉱泉など。温泉の効能はストレス、美肌効果、疲労回復など。

【開湯日】

  平成10年(1998年)

【温泉の泉質】

  単純温泉、単純泉、低張性弱アルカリ性泉、アルカリ性低張性鉱泉など

【温泉の温度】【源泉のpH値】

   65.5度     7.9の弱アルカリ性

さわんど温泉 アクセス

⚫️松本電鉄➡上高地線➡新島々駅➡バス➡上高地・平湯方面行き➡さわんど岩見平停留所➡さわんど温泉
⚫️長野道➡車➡松本IC➡R158➡約40分➡さわんど温泉
⚫️中部縦貫道➡高山清見道路高山IC➡車➡約70分➡さわんど温泉

さわんど温泉 近くの観光スポット【善五郎の滝】

善五郎という釣師の名前がついている善五郎の滝は、乗鞍岳の火山活動による溶岩流できた高さ21.5m、幅8mの善五郎の滝。その昔、善五郎が釣りをしていると、大イワナに釣り針にかり滝壺に引き込まれ、命からがら逃げ帰った。これ以来、善五郎の滝と呼ばれるようになった。白樺林の遊歩道を抜け幻想的な滝の姿にため息がでる。少し離れた滝見台に上がれば、樹林越しに乗鞍岳が見え、午前中は滝に日射しが入り小さな虹が見られる。

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