安楽温泉

鹿児島県

鹿児島県内で記録として確認できる最も古い温泉は、霧島市にの安楽温泉とされている。温泉街の中心には温泉神社が建立され、その境内に神社建立の由来を刻んだ熊野権現碑がある。それによると、康治元念(1142年)に現在の和歌山県熊野から、とある聖人によってご神体が運ばれ、神託によってそのご神体を安置した土地から温泉が湧出した。また江戸時代の文化5年(1808年)に第9代薩摩藩主島津斉なり宣のぶ公が夫人と入浴された記録も残っている。温泉はやや熱めで、緑がかった褐色の湯が注がれており、析出物がこびりつき、床はいわゆる千枚田状態。この安楽温泉には5軒ほどの小さな温泉宿が点在している。温泉の泉質は炭酸水素塩温泉。温泉の効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、打身、冷え性、切り傷・慢性皮膚病、慢性消化器病、糖尿病、痛風、肝臓病etc。

⚫安楽温泉近くの観光スポット【本荘城跡】
六郷氏の尾崎城の跡で、今は桜と躑躅の名所で知られる。伊集院地域市街地のほぼ中央部に位置し、標高142mの小高い丘にあり市街地を見下ろす公園。かたらいの広場にある地上16mの展望台からは、東シナ海や桜島などの大パノラマが望み、桜島もフラットな丘の向こうに見える。春には公園一帯の桜が開花し、多くの家族連れで賑わう。城山公園は中世山城の一宇治城跡で、また当公園内神明城跡地は、天文18年(1549年)に島津貴久氏が本城で聖フランシスコ・ザビエルと会見し、日本で初めてキリスト教布教を許したと伝えられている地でもある。

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