大塩裏磐梯温泉

福島県
66-02

秘境の雰囲気が漂う大塩裏磐梯温泉の開湯は、今から1200年ほど前に遡る。一夜を泊めてもらったお礼に弘法大師が、塩水を湧出させたのが始まりと伝えられている。裏磐梯高原と喜多方の中間に位置する山あいの閑静な温泉で、以前は大塩温泉または北塩原温泉と呼ばれていたが、その塩分の濃度は海水と同じとだった。また江戸時代には会津藩と米沢藩の街道の宿場として栄え、温泉名のように温泉から産出した塩を、会津藩の御用塩として使われていた。湯治場として整備されたのは明治に入ってから。温泉の泉質はナトリウム塩化物温泉(弱食塩泉)。温泉の効能は神経痛、婦人病、リウマチ、胃腸病、皮膚病、ヘルニアなど。

【開湯日】

  弘仁年間(810~834年)の頃

【温泉の泉質】

  ナトリウム塩化物温泉(弱食塩泉)

【温泉の温度】大塩裏磐梯温泉【源泉のpH値】

  42.0度     7.2の中性

大塩裏磐梯温泉のアクセス

⚫️️JR東京駅➡東北新幹線➡約1時間50分➡郡山駅乗換➡磐越西線(快速約1時間40分)➡喜多方駅下車➡バス➡約20分➡大塩裏磐梯温泉
⚫️️JR仙台駅➡東北新幹線➡約55分➡郡山駅乗換➡磐越西線(快速約1時間30分)➡喜多方駅下車(バス約20分)➡大塩裏磐梯温泉
⚫️️JR郡山駅➡磐越西線➡喜多方駅➡バス➡大塩裏磐梯行き➡終点下車➡大塩裏磐梯温泉
⚫️️JR郡山駅➡磐越西線➡︎喜多方駅➡︎バス➡︎約30分➡︎大塩裏磐梯温泉下車
⚫️️JR郡山駅➡磐越西線➡会津豊川駅➡︎13.42km➡︎車➡︎約19分
⚫️️JR郡山駅➡磐越西線➡猪苗代駅➡バス➡休暇村・桧原行➡約30分➡喜多方駅行➡乗換➡大塩裏磐梯温泉下車➡
⚫️️JR喜多方駅➡︎バス➡︎約30分(タクシー約20分)➡︎大塩裏磐梯温泉下車➡︎0分
⚫️️東京中心部➡磐越道➡会津若松IC➡R121➡459経由➡約23km➡約45分
⚫️️東京中心部➡東北道➡約3時間➡郡山JCT➡磐越道➡約40分➡会津若松IC➡R121➡R459(約40分)➡大塩裏磐梯温泉
⚫️️東京中心部➡東北道➡約3時間30分➡郡山JCT➡磐越道➡約20分➡猪苗代磐梯高原IC➡裏磐梯(檜原ビューライン)➡R459➡約40分➡大塩裏磐梯温泉
⚫️️仙台中心部➡︎東北道➡︎約60分➡︎郡山JCT➡︎磐越道➡︎約40分➡︎会津若松IC➡︎R121➡︎R459(約40分)➡︎大塩裏磐梯温泉
⚫️️新潟中心部➡磐越西線➡快速約2時間40分➡喜多方駅下車➡バス➡約20分➡大塩裏磐梯温泉
⚫️️新潟中心部➡新潟中央IC➡磐越道➡約90分➡会津若松➡R121➡約20分➡喜多方➡R459➡約10分➡大塩裏磐梯温泉

大塩裏磐梯温泉 近くの観光スポット【柏木城跡】

柏木城は天正12年(1584年)に、黒川城主の蘆名盛隆が伊達政宗の侵攻に備えて、桧原口の防衛のために築いた城番で、三瓶大蔵に百五十騎を添えて守らせた。政宗は攻め落とせず、天正13年(1585年)に、伊達の家臣原口左馬助らが桧原城から攻めたが撃退。このとき政宗も檜原から侵攻して萱峠(大塩峠)まできたが、その先へは入らず引き返した。現在城址には土塁や堀切などの遺構が残り、山の西麓に案内板が設置されている。

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