熱塩温泉

福島県

熱塩温泉の歴史は古く600年ほど前に遡る。開湯についてはいくつかの伝説があり、名僧で知られる源翁禅師が、子をはらんで苦しむ大蛇を鎮めたら湯が湧き出て説と、愛用のアカザの杖を突き刺したら湯が湧き出たなどである。また大昔、会津盆地は日本海同面の海だったが、地殻変動で海水が盆地に浸透し地熱で暖められ、地表に塩辛い熱湯が湧き出た。そこから熱塩の地名が生まれと云われている。現在も禅宗の古刹で有名な示現寺境内からは64〜72度の豊富な湯が湧出し、体が浮き上がるほど塩分が強いのが特徴。温泉の泉質はナトリウム・カルシウム塩化物。温泉の効能は神経痛、リウマチ、腰痛、婦人病、冷性、不妊症、糖尿病、皮膚炎、胃腸病など。古くから子宝の湯とも呼ばれ子育て地蔵尊があり、子供が授かった人々がお札参りする姿がみられる。

⚫熱塩温泉 近くの観光スポット【日中線記念館】
昭和13年に完成した旧国鉄日中線は、喜多方・熱塩間を昭和59年まで走っていた。それは喜多方・会津村松・上三宮・会津加納・熱塩の5駅11.6kmの路線で、日中線記念館は終点熱塩駅の奥にある。日中温泉が路線名称の由来とされる。その終点の熱塩駅の駅舎が記念館として残され資料が展示されている。敷地内には当時活躍したラッセル車や当時の車両、転車台などが保存されている。

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