那須温泉から北西へ約3km、八幡崎にある温泉で、源泉は白戸川河岸にある。その歴史は古く、明治23年(1890年)に白戸川河岸から湧出した湯を木管で引き湯し、明治43年(1910年)には旅館が開業し、今日まで続く一軒宿。また八幡温泉の南東の斜面には、かつて那須与一宗隆が遠矢の稽古をした伝説の残る八幡の馬場もある。温泉は透明に近く、茶色がかった濃緑色に見え、美肌効果が期待できるメタケイ酸が多く含まれ、美人の湯といわれている。温泉の泉質は単純温泉(低張性中性高温泉)。温泉の効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、冷性、打身、消化器病、婦人病、痔疾erc。
【開湯日】
明治23年(1890年)
【温泉の泉質】
単純温泉(低張性中性高温泉)
【温泉の温度】【源泉のpH値】
52度 6.9度
八幡温泉 アクセス
●JR宇都宮線黒磯駅➡︎バス➡︎那須ロープウェイ行き➡︎おだん上下車➡︎徒歩約15分
●JR那須塩原駅➡︎バス➡︎那須湯本方面行き➡︎那須湯本下車➡︎車➡︎約5分
●東北道那須IC➡︎那須街道➡︎ボルケーノハイウェイ経由➡︎約15km
八幡温泉 近くの観光スポット【紅葉滝】
紅葉滝は、湯滝から奥日光戦場ヶ原を流れて出た湯川が、中禅寺湖に注ぐ手前にある滝。男体山の噴火時でできた幅10mほどの滝で、階段状の岩場を勢いよく流れる渓流瀑となっている。滝つぼ近くが大きな岩によって二分され、その様が龍の頭に似ていることからこの名前が付けられた。210mにわたって流れ落ちる滝を、色鮮やかな紅葉やシナノキの紅葉が取り囲む様子を眺められ、被写体としても人気がある。