赤城山の南側中腹、標高750mの荒砥川上流の渓谷に湧く、江戸情緒たっぷりの忠治温泉。赤城温泉郷の一つで、麓から上がって来ると最初の一軒宿で、赤城温泉と滝沢温泉の岐路近くにある。歴史は昭和14年(1939年)の開湯だが、その昔、関所破りを行った侠客の国定忠治が、役人に追われて隠れ住んだと云われる山里。春は新緑、夏は避暑、秋は紅葉と四季折々の景観を楽しむことが出来る。保養や静養にはぴったりの温泉。温泉の泉質はカルシウム・マグネシウム・ナトリウム-炭酸水素塩泉。泉温は43度。温泉の効能は高血圧、胃腸病、神経痛、筋肉痛、冷え性、関節痛、胃腸病など。
【開湯日】
昭和14年(1939年)
【温泉の泉質】
カルシウム・マグネシウム・ナトリウム-炭酸水素塩泉
【温泉の温度】【源泉のpH値】
42.3度 6.5中性
忠治温泉 アクセス
●関越道➡︎高崎IC➡︎県道27号➡︎県道40号➡︎県道16号➡︎経由➡︎約45分。
●北関東道➡︎伊勢崎IC➡︎約30分 ●上毛電鉄大胡駅➡︎車約10分
忠治温泉 近くの観光スポット【国定忠治像】
「赤城の山も今宵限り」でお馴染みの任侠・国定忠治(本名忠次郎)。島村の伊三郎を殺し赤城山に篭り、子分浅次郎に伯父勘助を殺させ、関東取締出役の追及を受けた。後に中風で倒れ逮捕され、大戸村で磔刑された。幕末の上州で飢饉と闘い、権力に反抗。民衆を味方に並はずれた行動力で駆け抜け、赤城を愛し愛されて死んでいった男。金城山養寿寺と伊勢崎市曲輪町の善應寺に墓がある。