蔦温泉

青森県

南八甲田連峰、乗鞍岳の東麓にある一軒宿の蔦温泉。八甲田山麓の温泉のなかでも古い歴史を誇り、平安末期の承安4年(1174年)の文献には、湯治場として記載されている。温泉は透明度が全国レベルでもトップクラス。また湯船の底から源泉が湧き出ており、足元から新しい湯が溢れんばかりに湧き出してくる。肌ざわりも滑らかで、よく温まると評判が高い。その良質の湯と湯治場としての伝統から、酸ヶ湯温泉と並んで青森県内でただ2ヶ所だけが日本百名湯の一つに数えられている。湯船から溢れ出た湯が流れる床に寝そべる寝湯の心地良さも抜群。明治時代の紀行作家大町桂月はこの温泉をこよなく愛し、奥入瀬渓流に流れる滝や岩に名前を付けて全国に紹介した。晩年は本籍を土佐より蔦温泉に移し、終のすみ家にした。温泉の泉質はナトリウム・カルシウム-硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物泉(低張性中性高温泉)。温泉の効能はリウマチ、胃腸病、神経痛、創傷、肝臓病、痔疾、婦人病、糖尿病、病後回復など。

【開湯日】

  承安4年(1174年)

【温泉の泉質】

  ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物泉(低張性中性高温泉)

【源泉のpH値】

   45.4度     7.3の弱アルカリ性

蔦温泉 アクセス

⚫️JR東京駅➡︎東北新幹線(はやぶさ)➡︎七戸十和田駅➡︎バス➡︎蔦温泉
⚫️JR東北新幹線➡︎新青森駅下車➡︎バス➡︎約131分➡︎蔦湯温泉下車
⚫️JR東北新幹線or八戸線➡︎JR八戸駅➡︎バス➡︎十和田湖行➡︎約90分➡︎奥入瀬渓流温泉バス停下車➡︎蔦温泉
⚫️JR新青森駅下車➡︎バス(みずうみ号)➡︎十和田湖行➡︎約110分➡︎蔦温泉下車➡︎徒歩約0分
⚫️JR東北新幹線or八戸線➡︎八戸駅➡︎バス(おいらせ号)➡︎約1時間30分➡︎焼山下車➡︎蔦温泉
⚫️JR青森駅or青い森鉄道➡︎青森駅➡︎バス(みずうみ号)➡︎約1時間30分➡︎蔦温泉
⚫️JR奥羽本線or津軽線➡︎JR青森駅下車➡︎車➡︎約90分➡︎蔦温泉
⚫️JR青森駅➡︎バス➡︎十和田湖行➡︎蔦温泉下車➡︎約1時間50分➡︎蔦温泉
⚫️JR青森駅➡︎バス➡︎十和田湖行➡︎約1時間45分➡︎蔦温泉下車すぐ
⚫️JR青森駅orJR新青森駅➡︎バス(みずうみ号乗車)➡︎蔦温泉
⚫️JR東北線➡︎七戸十和田駅➡︎タクシー約60分➡︎蔦温泉
⚫️青森中心部➡︎東北道➡︎十和田湖IC➡︎R103➡︎約62km(約90分)➡︎蔦温泉
⚫️青森中心部➡︎青森道➡︎青森中央IC➡︎R7➡︎R103号➡︎40km➡︎蔦温泉
⚫️青森中心部➡︎青森中央IC➡︎東北道➡︎黒石IC➡︎約60分➡︎蔦温泉
⚫️青森中心部➡︎R4➡︎R103経由➡︎八甲田&十和田湖方面➡︎蔦温泉
⚫️弘前中心部➡︎東北道➡︎黒石IC➡︎R394➡︎R103➡︎約20km(約30分)➡︎蔦温泉
⚫️弘前中心部➡︎東北道➡︎黒石IC➡︎R102➡︎R394➡︎R103号➡︎40km➡︎蔦温泉
⚫️八戸中心部➡︎車➡︎R45➡︎R102➡︎R103経由➡︎約90分➡︎八甲田方面➡︎蔦温泉
⚫️八戸中心部➡︎百石道路➡︎下田百石IC➡︎R102経由➡︎50km➡︎約1時間➡︎蔦温泉
⚫️八戸中心部➡︎八戸道➡︎八戸北IC➡︎約70分➡︎蔦温泉
⚫️青森空港➡︎バス➡︎青森駅下車➡︎バス乗換➡︎約131分➡︎蔦湯温泉下車

蔦温泉泉 近くの観光ガイド【熊記念館】

赤倉岳の火山爆裂(南八甲田火山群の一つ)でできた蔦の七沼(赤沼を含む)。蔦温泉に程近い蔦沼をはじめ月沼、長沼、菅沼、瓢箪沼の6つの沼を結ぶ。遊歩道「沼めぐりの小道(2.9km)」が整備され、十和田樹海と呼ばれるブナの原生林に抱かれ、自然を満喫するのにhz最適な散策路(沼めぐりの小路・野鳥の小炉)が整備されている。また、国設「蔦野鳥の森」に指定されるなど野鳥の宝庫でもあり、バードウォッチングが楽しめる。

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