下風呂温泉

青森県

下北半島の北側、津軽海峡に面した風間浦村にあり、室町時代より刀傷や槍傷に効くと云われ、古い歴史を誇る下風呂温泉。康正年間の地図には湯本との記載がされ、明暦2年(1656年)には南部藩藩主南部重信が入湯している。下風呂の名は、アイヌ語のシュマ(岩)・フラ(臭い)に由来する。海岸沿いの山肌には、大湯・新湯という2つの共同浴場のほか、旅館や民宿が立ち並ぶ。共同浴場は湯船が深く埋め込まれ、昔の銭湯を思わせる素朴な造りである。温泉街では遊めぐりという湯巡手形が発行されており、湯めぐりを楽しむことができる。源泉により異なるが、粉状の硫黄が混じった湯で透明と白濁があるが、源泉100%のかけ流しの湯を楽しめる。硫黄臭漂う大湯の周辺には源泉が湧出する井戸もあり、時おり爆音と同時に湯煙を上げている。泉質は硫黄泉。温泉の効能は高血圧症、末梢循環障害、動脈硬化症、慢性皮膚病、慢性婦人病など。源泉の温度は約66度。

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