矢びつ温泉

岩手県

厳美渓から磐井川上流に約15分、中尊寺の鎮守、山王山の麓に湧いた矢びつ温泉。古(いにしえ)より霊験の湯として親しまれ、守り伝えられてきた。平成元年(1989年)に湧出した湯は、神経痛、慢性消化器病などに効果がある。湯は熱めで、大浴場や露天風呂から眺める渓谷、瑠璃色の磐井川は風情を感じさせる。また水を一切加えていない源泉そのままの透き通った湯は、湯温64度、毎分140リットルの自憤泉をほど良い温度に調整しており、効能あらたかな湯として名高い。浴室は窓が大きくとられ、明るい光がたっぷりと差し込む瑞泉の湯と岩を配した露天風呂があり、周囲の瑞山の自然に溶け込み、四季折々の風情を感じさせてくれる、栗駒山北麓の一軒宿である。矢びつの名は、敵の放つ矢で淵が埋まったという逸話「矢淵」に因んでいる。温泉の泉質はナトリウム・カルシウム・塩化物硫酸塩泉(含石膏食塩泉)。温泉の効能は切り傷、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病、動脈硬化症、神経痛、筋肉痛、慢性消化器病、冷え性。

【開湯日】

平成元年(1989年)

【温泉の泉質】

ナトリウム・カルシウム・塩化物硫酸塩泉(含石膏食塩泉)

【温泉の温度】

63.8度

矢びつ温泉 アクセス

●JR東北新幹線➡︎一関駅➡︎バス➡︎瑞山線瑞泉郷前下車➡︎徒歩0分
●JR東北新幹線➡︎一関駅➡︎タクシー➡︎約30分
●東北道➡︎一関IC➡︎R342➡︎約20km(約20分)
●JR平泉駅➡︎車➡︎約30分

矢びつ温泉 近くの観光ガイド【骨寺村荘園遺跡(ほねでらむらしょうえん)】

骨寺村荘園遺跡は、平泉文化遺産の関連資産として拡張による世界遺産追加登録を目指し、今なお残る中世荘園絵図の景観や貴重な遺跡。 国の史跡に指定され、曲がりくねった水路や不揃いな形の水田、イグネと呼ばれる屋敷林に守られて点在する家々など、地形や環境、景観が現在も良好に保存されているため、国の重要文化的景観「一関本寺の農村景観」にも選定されている。絵図から特定できる堂社や岩屋などの9区域が、人と自然が織りなす豊かな農村の姿は、代表的な日本の農村の原風景として、全国から注目を集めている。

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