小安峡温泉

秋田県

400年以上前からと発見されていと云えられ、江戸時代には湯宿14軒を数えました。猟師(またぎ)や地元住人に、効能あらたかな温泉として語り次がれてきた小安峡温泉。秋田、岩手、宮城、山形4県の県境にほど近い栗駒山の麓に位置し、安峡谷を見下ろす山麓のいで湯で開湯は江戸初期まで遡る。秋田藩の番所が置かれ、藩主佐竹公も湯浴びしたり、銀山役人や地元の湯治客に利用されていた。現在は、小安峡大噴湯や4つの源泉から異なった2種類の温泉が噴出し、時おり黒い細かい湯の花が混じるが無色透明である。現在は、皆瀬川の渓流に15軒ほどの宿泊施設が点在する。温泉の泉質はナトリウム-塩化物・硫酸塩泉、アルカリ性単純温泉。温泉の効能は皮膚病、外傷、やけど、神経痛、リウマチ、婦人病など。飲用は糖尿病、胆石、慢性消火器病など。泉温は95度以上。小安峡大噴湯は約8kmにおよぶ渓谷が続き、上流では熱気と蒸気を激しく噴き上げ、1時間に約10トンもの湯が噴き上がる様は荒ましい。

【開湯日】

  永承元年(1046年

【温泉の泉質】

  ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉、アルカリ性単純温泉

【温泉の温度】【源泉のpH値】

   98.0度     8.1の弱アルカリ性

小安峡温泉 アクセス

⚫️️JR新青森➡東北新幹線➡︎盛岡駅➡︎秋田新幹線➡大曲駅➡奥羽本線➡湯沢駅➡小安峡温泉
⚫️️JR仙台森➡東北新幹線➡︎盛岡駅➡︎秋田新幹線➡大曲駅➡奥羽本線➡湯沢駅➡小安峡温泉
⚫️️JR秋田駅➡奥羽本線➡湯沢駅➡バス➡小安温泉行➡約55分➡小湯ノ上下車➡小安峡温泉
⚫️️JR大館駅➡奥羽本線➡湯沢駅➡バス➡小安温泉行➡約60分➡小湯ノ上or元湯➡小安峡温泉
⚫️️JR盛岡駅➡秋田新幹線➡大曲駅➡奥羽本線➡湯沢駅➡バス➡約60分➡小安峡温泉
⚫️️JR仙台駅➡東北新幹線➡栗駒高原駅➡約75分➡小安峡温泉
⚫️️青森中心部➡東北道➡︎約3時間➡︎北上IC➡横手IC➡須川IC➡R307➡R398➡小安峡温泉
⚫️️仙台中心部➡東北道➡︎約90分➡︎北上IC➡横手IC➡須川IC➡R307➡R398➡小安峡温泉
⚫️️盛岡中心部➡秋田道➡湯沢IC➡R398➡約30km➡約45分➡小安峡温泉
⚫️️秋田中心部➡秋田中央IC➡秋田道➡横手IC➡須川IC➡R307➡R398➡約30分➡小安峡温泉
⚫️️秋田中心部➡秋田道中心部➡湯沢IC中心部➡約1時間45分➡小安峡温泉
⚫️️湯沢中心部➡湯沢横手道➡湯沢IC➡R398経由➡約33km➡約50分➡小安峡温泉
⚫️️山形中心部➡東北道➡︎R13➡︎R307➡R398➡約2時間30分➡小安峡温泉
⚫️️仙台中心部➡東北道➡築館IC➡R398➡約75分➡小安峡温泉

小安峡温泉 近くの観光スポット【小安峡大噴湯】

長年にわたり皆瀬川の急流が、両岸を深く浸食してできたのが小安峡谷。岩づたいに階段を約60m程降りると、大地の息吹を感じさせるように熱湯と蒸気が激しく噴出している。江戸時代の紀行家・菅江真澄もこの地を訪れ「雷神のひびきのようなすごい音がして水がはじけるように湯が噴き出していた」と高松日記に記している。

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