朝日温泉

北海道

北海道岩内町の雷電峠の奥地にある一軒宿の朝日温泉。開湯は古く、弘化元年(1844年)に中江差徳二郎は熊が傷を負い、湯に入るのを見たのが初めて伝えられている。岩内の雷電海岸から約3km山側に位置するが、電気は自家発電し、電話も通じない秘湯中の秘湯で、野趣満点の露天風呂が人気。昭和37年(1962年)に始まった、週刊朝日連載、水上勉「飢餓海峡」の舞台となった宿として知られている。建物は承応3年(1954年)築の下見板の趣きある建物。湯は乳白色で温めで、岩の間から湧き出している。一時は休業していましたが平成19年(2007年)に営業再開しが、近隣の雷電温泉がホテル雷電やホテル観光かとうの廃業により同地区では大変貴重な存在となった。温泉の泉質はカルシウム-硫酸塩泉。温泉の効能は切り傷、やけど、動脈硬化症、皮膚病・神経痛・慢性リウマチ・疲労回復・健康回復など。

【開湯日】

  弘化元年(1844年)

【温泉の泉質】カルシウム-硫酸塩泉 【温泉の温度】【源泉のpH値】

   46.0度     7.6の弱アルカリ性 

朝日温泉 アクセス

●JR札幌駅➡︎快速➡︎小樽駅下車➡︎バス➡︎岩内行➡︎岩内バスターミナル➡︎下車➡︎徒歩約1時間
●JR札幌駅➡︎函館本線快速➡︎小樽駅下車➡︎バス➡︎岩内行➡︎岩内バスターミナル下車➡︎バス乗換➡︎寿都行➡︎雷電温泉入口下車➡︎徒歩約1時間
●JR札幌駅➡︎函館本線快速➡︎小樽駅下車➡︎バス➡︎岩内行➡︎岩内バスターミナル下車➡︎ニセコバス寿都行➡︎乗換➡︎雷電温泉入口下車➡︎徒歩約1時間(雷電温泉入口まで送迎あり/要予約)
●JR札幌駅➡︎バス➡︎岩内行➡︎約2時間30分➡︎寿都行➡︎バス乗換約20分➡︎雷電温泉郷下車➡︎タクシー約10分
●札幌中心部➡︎札樽道➡︎小樽IC➡︎R5➡︎余市経由➡︎国富➡︎R276➡︎岩内市市街➡︎R229➡︎雷電方向➡︎約10km➡︎朝日温泉看板➡︎町道親子別雷電鉱山線➡︎山道約3km➡︎約10km➡︎朝日温泉看板➡︎町道親子別雷電鉱山線➡︎山道約3km
●岩内中心部➡︎R229➡︎雷電方向➡︎10km➡︎朝日温泉看板➡︎町道親子別雷電高山線➡︎山道3km(札幌より2時間30分)
●岩内バスターミナル➡︎バス➡︎寿都行➡︎約20分➡︎雷電温泉郷下車➡︎タクシーで10分

朝日温泉 近くの観光ガイド【木田金次郎美術館】

有島武郎の弟子で、小説「生れ出づる悩み」のモデルとして知られる漁夫画家「木田金次郎」は、岩内出身で北海道洋画壇を代表する作家の一人。木田金次郎は岩内の綱元の家の次男として生まれ、生涯岩内を離れることなく、この地の自然を描き続けた。館内にはシアターや展望回廊、木田金次郎の作品約180点や書籍や写真・簡・資料などを展示。ミュージアムシアターでは氏の生涯を解説している。

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